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長期投資の最大メリットは複利効果 注意すべき魅力的すぎる投資信託とは?

2/28(火) 15:40配信 有料

THE PAGE

 これからの資産形成には預金ではなく、株式による長期投資が最もふさわしいと説明してきました。今回はとくに長期積立投資の利点である「複利」と高すぎると利益を蝕むことになる「手数料」の考え方に着目したいと思います。日本で取り扱う一部の投資信託の高すぎる手数料のからくりと、一見魅力的に思える投資信託にも落とし穴があることを忘れてはなりません。(解説:あおぞら証券 顧問・伊藤武)

  長期投資なら、リーマンショック程度の経済危機は怖くない

 銀行預金も証券投資のいずれも、貯蓄であることを読者の皆さんにお伝えすることが、この連載の最大のミッションだと思っています。現在の銀行預金では求める利殖追求が全く達成されず、証券投資が絶対不可欠であることをこれまでに説明してきました。長期投資の手法としての三大原則は「積立投資を行うこと」「分散投資を行うこと」そして「余分な手数料を払わないこと」です。

 すでに米国株式市場を例に挙げ、主要指標であるS&P500種株価指数を例に挙げますと、2015年までの90年間で、どの時点で投資を開始しても、10年間経過した時点で指数が下がった確率は6%で、20年間経過した場合、指数は100%上昇しています。

 つまり1929年に発生した世界大恐慌並みの危機にさえ巻き込まれなければ、10年間株を持ち続けると持ち株は確実にプラスになっていることです。たとえ2008年に生じたリーマンショック以前の高値でS&P500種指数に投資し、その後40%程の下落を被っても、現在においての株価は、当時に比べ50%強上昇しています。もし、積立投資を行えば、安い時点での株式購入数は増え、平均コストは、平均株価を大幅に下回りますから、持ち株の上昇率は単なる平均株価を大きく上回ることになり、100%強上昇しています。


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最終更新:12/8(金) 12:21
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