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<千葉大女性乱暴>一転「合意なかった」 被告、認否を変更 研修医は認める

2/21(火) 10:37配信

千葉日報オンライン

 千葉市中央区の飲食店で20代女性に乱暴したなどとして千葉大医学部生の男ら3人が逮捕された事件で、飲み会で女性に乱暴したとして集団強姦(ごうかん)罪に問われた同大医学部5年、吉元将也被告(23)=同区=の第2回公判が20日、千葉地裁(吉村典晃裁判長)で開かれた。前回公判で「被害者の合意があった」などとして無罪を主張していた吉元被告は「合意はなかった」と罪状認否を変更。山田兼輔被告(23)=集団強姦罪で公判中=との共謀はなく、単独での準強姦罪が成立すると主張した。

 黒のスーツ上下に白いワイシャツ姿で出廷した吉元被告は「前回の罪状認否で合意があったと述べたが、合意はなかったと変更させていただきたい。山田被告とそれぞれキスしたり胸を触ったというのは認めます」と述べた。

 吉村裁判長から、前回公判で「女性は抵抗できない状態ではなかった」と主張していた点について問われると、女性が抵抗できない状態だったことは認めた。共同で乱暴しようとしたことについては「共同して考えたということはありません」と否認。弁護側は単独での準強姦罪にとどまると主張した。

 一方、同じ飲み会で被害女性にわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつ罪に問われた千葉大医学部付属病院の研修医、藤坂悠司被告(30)の初公判が20日、同地裁(高橋正幸裁判官)で開かれ、藤坂被告は「間違いありません、いずれも」と述べ、起訴内容を認めた。

 起訴状などによると、吉元、山田両被告と共謀し、被害女性が酒を飲み酩酊(めいてい)状態だったことに乗じ、わいせつな行為をしたなどとしている。

 検察側の冒頭陳述などによると、藤坂被告は吉元、山田、増田峰登(23)=準強姦罪で公判中=3被告らが参加する実習メンバーを中心とした酒席を企画。山田被告から、被害女性も加わった白ワイン一気飲み競争を持ち掛けられて応じた。午後10時すぎには、女性は酔って自力で歩けず抵抗できない状態となった。

 同11時15分ごろ、被害女性が女子トイレから戻ってこなかったため様子を見に行くと、トイレ内に吉元、山田両被告、衣服がはだけた状態の被害女性が便器に座っていた。藤坂被告は山田被告らから促され、わいせつ行為に及んだ。藤坂被告は山田被告に頼み、衣服などがはだけた被害女性の画像データを自身の携帯電話機に送信してもらったという。

 同事件では、飲み会に同席していた別の男性医師(29)=千葉市=も準強制わいせつ容疑で書類送検されている。