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刺さるのは“◯◯ジェニック“--女心を掴むマーケティング術

2/21(火) 14:16配信

SENSORS

刺さるのは“◯◯ジェニック“--女心を掴むマーケティング術

「女子マーケティングの極意」を探るべく、時代をリードするサービスを運営&プロデュースする女子4名が集結。女心を掴むマーケティング術、プロモーションや拡大方法、2017年以降に“来る“サービス、最後は働き方革命まで、広範にわたるトピックを語り尽くした。
前編ではまず各者のサービスを紹介いただき、それぞれが実践するマーケティング手法、女性向けサービスを提供する上で必ず押さえるべきポイントについて語られた。

iSGSインベストメントワークス 佐藤真希子 や 演出振付家 MIKIKO など第一線で活躍する女性が参加!「SENSORS IGNITION 2017」3月開催!!

■「BeautyPlus」「Pass!」「ハピキラFACTORY」「Holiday」各サービスの特徴は

吉田:ドリコムでは「Pass!」という、移動情報を地図上で共有しながら「今」「どこで」「誰が」「何をしているのか」がわかるライブコミュニケーションアプリを提供しています。グループを作ってコミュニケーションしたり、写真を送ったり、二人でトークすることも可能です。例えば「今夜あそぼ!カラオケに集合!」というと、地図上にメンバーが集まってくるの様子が視覚的に分かります。

もう1つの特徴として、100種類以上の気ぐるみで自分の気分や状況をスタンプ感覚で発信することができます。地図上にたまごが落ちていて近づくと割れてコインが出てくるのですが、宝探しのようで楽しめたり、またそのコインを使って好きな着ぐるみと交換もできるんです。この着ぐるみも好評なんですよ。そして、基本的にはクローズドな設計にしているので使いたい友達とだけグループを作って使えるので安心です。もちろん、プライバシーを守る機能も充実しています。好きなタイミングで、グループ別に位置情報のONOFFを切り替えることができたり、自動的に位置情報をOFFに切り替える「プライバシーエリア」という機能もあります。あとは簡単に現在地を偽装できる「ワープ機能」もあったりして、ゆる~い設計にしています。

--サービスを始めたきっかけは何ですか?

吉田:コミュニケーションツールの歴史を振り返ると、手紙からメール、最近だとチャットベースになり、どんどんリアルタイムコミュニケーションが主流になりつつあります。ツイキャスをはじめ、最近ではインスタグラムでもライブ配信が始まりました。このように、「いま誰がどこで何をしているのか」がパッと分かるライブ感のあるコミュニケーションが今後主流になる、というのが発想の起点にあります。

UI/UXの観点でいえば、これまでにも点の情報を共有するサービスはたくさんありました。ところが移動情報を共有するサービスはなかったので、体験も全く違うものになっていくのではないかと思っています。そして今後はヒトにかぎらないあらゆるモノの移動情報のプラットフォームになることを目指しています。

例えば、バス、タクシー、電車といった交通のリアルタイム情報がわかればとても便利だし、鞄を紛失した時にどこにあるかわかったり、子供の居場所がわかれば安心します。何より、友達が近くで遊んでいる様子がわかれば急きょ合流してみたりもできるようになる。あらかじめ予定を立てるという当たり前が変わって、偶然の楽しさが生まれる。例えば、バス、タクシー、電車といった交通のリアルタイム情報がわかればとても便利だし、鞄を紛失した時にどこにあるかわかったり、子供の居場所がわかれば安心します。何より、友達が近くで遊んでいる様子がわかれば急きょ合流してみたりもできるようになる。あらかじめ予定を立てるという当たり前が変わって、偶然の楽しさが生まれる。

--ではつづいて、正能さんお願いします。

正能:ハピキラFACTORYの正能と申します。大学の先輩と2人で会社を立ち上げて、今年で5年目になりました。女の子から見て、「こんなに中身は美味しいのにどうしてパッケージがダサいんだろう」という地方にある商品を可愛くプロデュースして、女性向けに販売していくことで、地方にファンを増やすお仕事をしています。

会社を始めようと思ったきっかけは、2012年に長野県・小布施で立ち上げた「小布施若者会議」というイベントです。ヒントは、スイスの田舎で行われている「ダボス会議」という世界的に有名な経済会議。ダボス会議という有名な会議をやったからこそ、ダボスという場所が有名になったので、小布施という小さな地方の町でも、ダボス会議のようなイベントを行えば、小布施を元気にすることができるのではないかと思い、企画しました。「小布施若者会議」は今年で5年目を迎えますが、今では京都や熊本、四国や名古屋など、日本全国で展開されるようなイベントになっています。

--そこからどういう経緯で商品のプロデュースを手掛けていかれるようになったのでしょう?

正能:「小布施若者会議」を始めとした、一連の地方での「若者会議」は、全国展開されるようになり、“成功“と言われることがすごく多かったんです。でも、私には気になることがあって。それは、女の子の参加者がすごく少ないこと。その理由の一つに、「女の子たちは地方を食わず嫌いしている」ということがあるんじゃないかと思いました。そこで、女の子の大好きな「可愛い」を入り口に地方のことを知ってもらい、地方のファンを作るための会社を設立したんです。最初のお仕事は、小布施の特産品である「栗鹿ノ子」をバレンタインギフトとして売ること。小布施は栗菓子がとても有名で、100年以上の歴史を持つ栗菓子屋さんがあったりとストーリーもあるのですが、パッケージが今ひとつ若者には受けないものになっていました。

そこで私が作ったのが、この「かのこっくり」という商品です。実は「栗鹿ノ子」も「かのこっくり」パッケージを変えただけで、中身は全く一緒。これを渋谷のパルコで販売したところ、10日間で2,000個売れました。このお仕事をきっかけに、地方の特産品をプロデュースして様々な商品を作っています。

--サービスのターゲットという意味では「親子消費」に注目しているそうですね。

正能:私が商品を作るときには、自分たちの世代が可愛いと思うものを自分の感覚で作っているのですが、なぜか50~60代の方々に売れるんです。この裏には実は、「バブル親子消費」というものがあります。私たちの世代は、バブル世代のちょうど子どもの世代。つまり、私たちの価値観はバブル世代のママによって培われた部分が少なからずある。だから、ママたちの世代が可愛いものと、私たち娘の世代が可愛いと思うものの価値観は、似ている部分があるんです。例えば日常生活をちょっと上質にするものが欲しいとか、キラキラしている生活をしていると思われたいといった意識項目が20~30代と50~60代で同じところで跳ね上がるんですね。

--ではつづいて木村さん自己紹介お願いします。

木村:「BeautyPlus」という世界で11億人のユーザーを抱える美容アプリを提供するMeituという会社の日本代表を務めています。昨年末に香港で上場しまして、、アリババのIPO以降香港では最大の評価額$5.2bn(5,700億円)になりました。二次元カメラアプリ「BeautyPlus」を使うことで、自動的に顔を細く見せたり、多彩なフィルターで可愛い写真に仕上げることができます。もう一つ「MakeupPlus」というサービスでは世界最先端のバーチャルメイクの(AR)拡張現実技術を使って、リアルタイムの動画にもメイクをバーチャルに施すことが可能です。

--「BeautyPlus」と他のカメラアプリがもっとも異なる点はどこでしょうか?

木村:やはり最先端のテクノロジーを用いている点でしょうか。まずは複数の顔を認識するのが可能な技術、人の顔のうち175点ほどのリアルポイントを認識します。他社では100点くらいのところ、175点を認識できるので、その分高い精度を実現できていますね。

--では最後に谷さんお願いします。

谷:Holiday株式会社の谷里穂と申します。「Holiday」はおでかけ情報を、「おでかけプラン」という形で投稿できるサービスです。自分が実際におでかけして良かったと思う場所や、「ここオススメしたい」という場所をプランとして投稿します。例えば「逗子」と検索すると、「【大人のデート】逗子・葉山でパン巡りの休日」といったプランが出てくる。ここで紹介されている場所が地図と連動しているので、実際におでかけの予定を立てるところから足を運ぶところまで、一貫したサポートが出来ます。仮に彼氏と逗子にデートに行くとすれば、色んなプランの行きたい場所にプラスボタンを押していけば、自分だけのオリジナルプランを作成することもできる。

-プランを作る人はどういったモチベーションで投稿するのですか?

谷:公開と非公開を選ぶことができるのですが、非公開の場合は本当に自分が今度行く予定を立てるときに使われる方がいます。公開する場合にしても東京だと友達に教えたいのと同じ感覚で、自分のお気に入りの場所を紹介する方もいますね。地方の場合だと「自分の街に来てほしい」といったモチベーションが投稿してくださる方が多いです。

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最終更新:2/21(火) 14:16
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