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なぜ“潔癖若者”が増加? 殺菌済みスリッパ「信用できない」

2/21(火) 13:42配信

AbemaTIMES

 最近、「他の人が握ったおにぎりが食べられない」など他人が作った料理が食べられない“潔癖若者”が急増している。

 街の若者からは「ローラースケートをやるとき、誰が履いたかわからないシューズを履けない」「駅のトイレは、便座を一回トイレットペーパーで拭いてから座る」「病院とかにある『殺菌済み』のスリッパも信用できない」などの声が聞かれた。

 その中に「中古の本は触れない。触ったら痒くなる」といった声もあったが、そんな潔癖性の人のために、品川区立品川図書館は本の消毒をする機械を設置した。

 この機械では、紫外線を使って殺菌消毒し、風をあてて、はさまったゴミやにおいを取ることができる。また、機械の下には芳香剤が設置されていて風とともに香りが本を包んでくれるという。

 館長の木村浩一さんはこの機械について「小さい子を持つ親は、本はいろいろな人が触るので気にする。利用した人は安心感を持って、次に来たときも利用する人が増えている」と手応えを感じている。

 なぜ、日本は「潔癖社会」になったのか。

 杏林大学名誉教授・古賀良彦先生に話をうかがうと、

・若者は抗菌グッズに囲まれた世代であること
・「手作りの物」を食べる機会の減少
・コンビニなどの「出来上がった食べ物」の拡大
・メールやLINEのコミュニケーションで「人と人とのふれあい」に抵抗感

と、4つの理由を挙げた。

 以下のチェックリストで“潔癖度合い”が診断できる。

『潔癖チェックリスト』
1:電車やバスのつり革・手すりが触れない
2:外出先や駅などで洋式便所に座れない
3:回し飲みができない
4:人の家に行った時や病院などでスリッパを履くことに抵抗がある
5:温泉や人のお風呂に入れない
6:外から帰ったままの洋服でベッドに座れない
7:鍋などで大勢の人と「直箸」で食べるのが嫌だ
8:ゴミ捨て場に行ったり、近くを通ったりすると着替えたくなる
9:お金を触ったら手を洗わないといられない
10:何かにつけて手を洗わないと気が済まない

・6個以上当てはまる【かなりの潔癖性】
→強い不安や嫌悪感、強迫観念を伴ったりする場合や日常生活や対人関係に影響が出ている場合は極度の潔癖性の可能性がある。このままでは社会生活に支障が出たり、人と暮らしたり恋愛や結婚をするのも難しくなる恐れも。

・3~5個当てはまる【やや潔癖性】
・2個以下当てはまる【健全な心の状態】

 あなたはいくつ当てはまっただろうか。

最終更新:2/21(火) 13:42
AbemaTIMES