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「泣きそうになる毎日だけど…今日も行ってきます」自殺した女性教諭の公務災害、2審も認める

2/23(木) 18:28配信

BuzzFeed Japan

東京都西東京市の市立小学校の新任女性教員(当時25歳)がうつ病になり、2006年12月16日に自殺した。これが公務災害にあたるかどうかが争われている裁判で、東京高裁(後藤博裁判長)は2月23日、1審に続き、自殺は公務災害だとする判決を出した。【BuzzFeed Japan / 渡辺一樹】

遺族と弁護団が判決後、霞が関の司法クラブで記者会見した。父親(68歳)は「(1審判決後に被告の)地方公務員災害補償基金(地公災)が控訴したと知ったとき、私たちの落胆と失望は筆舌に尽くしがたかった。これ以上遺族を苦しめないでほしい」と、最高裁への上告を思いとどまるよう訴えた。

「学校に行きたくない」「身体がつらい」

判決によると、女性は2006年4月から西東京市立の小学校で新任教諭として働き始めた。

4月7日、母に送ったメールでは「仕事場がとてもみんな優しくて楽しくて雰囲気もいいから本当にいい学校にきたなあって思ってる毎日です」と綴っていた。

しかし、女性は2年生のクラス担任として、直後からいくつもの難しい対処を余儀なくされた。

担任だったクラスの児童が、校外で梅の実を食べて問題になり、管理職に怒られた。クラス児童の万引き疑惑。抗議する保護者への対応。教材費の滞納問題。上履きや体操着が次々と隠された。

女性は6月ごろ、同僚に次のように話していたという。

「学校内のトラブルを校長に相談すると、まず『あなたが悪い』と怒られるし、言えずにいると後になって『何で言わなかったのよ』と怒られるし、どちらにしても怒られる」

相次ぐ難しいトラブル。管理職からの厳しい言葉……。女性はこんな風に訴えるようになった。

「学校に行きたくない」「身体がつらい」

長時間労働もあった。6月21日の親へのメールには「仕事、毎日睡眠削っても全然おいつかんぐらいで…」と書かれている。判決では4~6月に43時間~74時間程度の時間外労働が認定されている。

女性は6月末~7月はじめにうつ病を発症した。1カ月ほど休職したが、このままでは教師を続けられなくなるかもしれないという不安が大きかった。

復職希望が強かったこともあり、医師は「理不尽なストレスがなければ就労可能」と診断。女性は薬を飲みながら仕事を続けた。

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最終更新:2/23(木) 19:30
BuzzFeed Japan