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ハンバーガー元祖「ドムドム」相次ぐ閉店 “第3世代”が人気

2/23(木) 13:01配信

AbemaTIMES

 今や日本の国民食の一つともなっている、ハンバーガー。日本マクドナルドは、22日から全国の店舗でしょうが焼きバーガー(200円)の販売を開始。豚肉使用のパティをしょうが風味の和風ソースで仕上げ、日本の定番の味で幅広い層を取り込む狙いだ。

 一方、元祖とも言われているハンバーガーチェーンの老舗「ドムドムバーガー」では、ファンが嘆かずにはいられない非常事態に見舞われている。ピーク時は全国で400店舗もあったというが、2月16日現在61店舗にまで減ってしまっている。さらに今年に入ってから3月までで10店舗以上が閉店、もしくは閉店予定となっているという。

 そもそも「ドムドムバーガー」とはダイエーの子会社が全国展開するようになったハンバーガーチェーン店であり、ダイエーやマルエツといったスーパーのフードコートに併設されているケースが多いそうだ。1970年の創業以来、低価格路線を貫いてきたドムドムバーガー。また「ドムドム」の由来とはダイエーの企業理念“良い商品をどんどん安く”に由来するという。親会社のダイエーは、今後は「店舗運営は(入店している)施設や損益状況などを勘案して判断していく」と述べている。

 このような「ドムドムバーガー」や「マクドナルド」など、ハンバーガーチェーン店を第1世代と呼ぶのに対し、90年代からの新たな波を引き起こした「ヴィレッジヴァンガードダイナー」や「クア・アイナ」など1つ1000円以上もするグルメなハンバーガーが、第2世代だ。

 さまざまなハンバーガーチェーン店の進出によって、ハンバーガーは多様化している。500人以上の老若男女に、好きなハンバーガーショップはどこか聞くと、最も多かった回答は「モスバーガー」だった。

【好きなハンバーガーショップランキング】
・1位 モスバーガー 43.8%
・2位 マクドナルド 10.4%
・3位 ドムドムバーガー 6.8%
・4位 ケンタッキーフライドチキン 5.4%
・4位(同率) バーガーキング 5.4%
・6位 フレッシュネスバーガー 4.6%
・7位 A&W 3.8%
・8位 ラッキーピエロ 3.2%
・8位(同率) ファーストキッチン 3.2%
・10位 クア・アイナ 2.6%
・10位(同率) ウエンディーズ 2.6%
・10位(同率) ロッテリア 2.6%
(2016年2月 BuzzPlusNews調べ)

 さらに現在は“第3世代”と呼ばれるハンバーガーも人気となってきている。東京・南青山にある「ザ・サードバーガー」。“第3”という意味を店名に掲げている。一体何がこれまでのハンバーガーと違うのだろうか。店に行ってハンバーガーを食べた客たちは「重たくないというか、脂っこさとかがなくて、食べやすくてすごくおいしいです」「値段も手頃だし、入りやすいし、雰囲気もすごくオシャレ」とコメントする。

 メニューは全部で15種類。一番人気は肉汁たっぷりのパティにマリネされた小松菜とトマト、わさび入りのタルタルソースをサンドした「ザ・サードバーガー(594円)」だ。ボリュームタップリな一品となっている。

 しかしながらこの店の特徴は、ボリュームだけではない。「バンズ」は自家製で発酵から焼き上げまで全て店内で行なっているそうだ。さらに野菜は厳選素材を店内でカット、「パティ」は生のブロック肉を毎日仕入れ、店内でミンチにしている。

 これらのこだわりこそ第3世代と言われる、他の店とは異なる新しいスタイルである。「ザ・サードバーガー」を経営する「ユナイテッド&コレクティブ」マーケティング部長の渡邉烈任さんは「ファーストフードと言われるのが今までジャンクフードの代表格だった」と述べる。その上で、「安くて美味しくてヘルシーなハンバーガーというのをまずは関東100店舗、そして全国に増やしていきたい」とコメントしている。

 一方、昨年3月に東京初出店を果たしたアメリカ発のハンバーガーショップ「カールス・ジュニア」(秋葉原)もまた、第3世代の波に乗って来日。名物メニューは「ワカモレベーコンシックバーガー(1317円)」だ。その高さは9センチ、重さはなんと450グラムであるという。新鮮なレタスやトマト、100%のオーストラリア産ビーフ、さらにチーズやベーコンなど重ねる具材は8種類にも及ぶ。客たちは「日本人にあまり合わせていない感じがいい。海外に行ったときの味に近いので」「ここの肉だと一口は難しい。でもこれが食べたい」などとコメントしている。

 続々と登場するハンバーガーショップ。ぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか。

最終更新:2/23(木) 13:01
AbemaTIMES