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【スーパーGT】GT300初参戦の平沼、“スキマ時間“で鍛錬に取り組む

2/23(木) 17:30配信

motorsport.com 日本版

 2017年、埼玉トヨペットがモータースポーツ室を設立してから5年目を迎える。この節目の年に、チームは基幹車種であるマークXをベースとした”マークX MC”を開発し、夢にみたスーパーGT GT300クラスへの参戦を開始する。

【写真】マークX MCのカラーリングが公開。チーム名にちなんだ鮮やかなグリーンだ

 同社は先月の東京オートサロン2017でGT300への参戦を発表。マシンを公開すると共に、ドライバーを務める平沼貴之と番場琢を紹介している。また、今回の発表会の一足先に、マークX MCを富士スピードウェイに持ち込み、動作確認のためのシェイクダウンを終えた。

 このシェイクダウンでは、番場琢が乗り込んでセットアップを開始。30分間に計4本のセッションを設けた。しかし、そのうちの1本はトラブルに見舞われ、実質走行できたのは3本。少ない時間ながらも、シェイクダウンの結果に満足しているという。

「まずは(今回のシェイクダウンで)どこかにトラブルはないか見定めました。とにかく何もいじらないで一個一個漏れがないか、不備はないかを確認するという作業をしました」

 番場はシェイクダウンの内容についてそう振り返った。

「まずは安全なクルマ作りです。初めてのシェイクダウンで課題も見えたし、来週のテストまでに直すべきものが判明したので、僕としては良いテストになったと思います」

「特に平沼選手はGT300に乗るのが初めてなので、”できる限り乗りやすい環境を作らないと”という気持ちでチームのみんなと作業しました」

 そう語る番場は人一倍、今回のマシン開発に責任やプレッシャーを感じているようだった。

「平沼さんは本業がこっち(埼玉トヨペット代表取締役専務)なので、僕しかいけないテストもあるんですよ。そこで僕がクルマを早めに作ることができれば、平沼さんに『このクルマで練習してね』って言えるじゃないですか」

平沼、GT300デビュー

平沼は、シェイクダウンで初めてGT300マシンを走らせた。1本のみの走行となったが、初めてのGT300マシンの感触はまずまずといったようだった。

「コーナーが速いクルマだなというのが第一印象でした。思ったよりはマシンのキビキビ感はなかったけれど、今まで乗ってきたスーパー耐久などのクルマよりもよりレーシングカーっぽいな」と平沼。

「まだ車両確認の段階です。今後セットアップしたり他のクルマと一緒に走ったりすれば、色々と課題ができると思うんですけど、とりあえず昨日(21日)は無事に動いた。あと、僕自身が(GT300の)速さに対応できそうだと感じたのが大きいです」

 それに同調するように、番場は「課題になると想定していた中高速コーナーでさほどふたりに差がないし、ブレーキングのポイントもあまり変わらなかった」と平沼のドライビングに太鼓判を押した。

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