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西武牧田の存在感と重要性 小久保監督も「最も目立った選手」と絶賛

2/24(金) 7:20配信

Full-Count

前回大会の守護神は初日からブルペン入り、「独特の軌道」「スピードガン以上に速く見える」

 3月に開幕する第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で2大会ぶりの世界一を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は23日、「KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎」で強化合宿をスタートさせた。投手陣では、初日から6人がブルペン入り。小久保裕紀監督は、野手も含めた全選手の中で最も目立った選手として、投球練習を行った牧田和久投手(西武)の名前を挙げた。

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 牧田はこの日、小久保監督、権藤博投手コーチらが見守る中で、大野奨太捕手(日本ハム)を相手にブルペンで投球練習を行った。アンダースローから繰り出されるボールを目の当たりにして、あらためて驚いた様子だったのが、他でもない指揮官だ。この日最も目立った選手が誰を聞かれると、こう答えた。

「牧田ですかねぇ。独特の軌道ですよね。いつもブルペンは真後ろから見るのを、今日は横から見たんですが、スピードガン以上に速く見える。いいボールを投げるな、と思いました」

 西武では昨季、セットアッパー、ロングリリーフなどあらゆる起用に応えて50試合に登板。7勝1敗25ホールド、防御率1.60という好成績を残した。侍ジャパンでも、どのように起用されるのか注目が集まる。前回大会で日本の守護神を務めた経験もあるだけに、世界一奪還へのカギを握る存在だ。

前回大会の経験を伝えられる唯一のピッチャー

 強化合宿の初日を終えた右腕は「ようやくという感じなので、まだそこまで緊張感はない。これから徐々に緊張感が出てくると思う」と落ち着いた様子で話した。この日は、ブルペンキャッチャーではなく、大野、嶋基宏(楽天)、小林誠司(巨人)がそれぞれ2投手ずつのボールを受けたが、「3選手が受けたいと言っていたので。球筋とか、そういう部分をわかれば、どういう球で勝負にいきたいとかも出てくると思う。チームスポーツなので、そこはしっかりチームの状況を把握しつつやっていきたい」と“女房役”たちにも好印象を抱いている。

 数少ないWBC経験者、そして国際大会で武器となるアンダースローとして、牧田にかかる期待は大きい。

「前回大会ですと、(準決勝が行われた)サンフランシスコの球場(AT&Tパーク)で2人しかブルペンに入れなかった。ブルペンの横に待機所がなかったので、本当に投げられる人しか入れない。そのへんで準備は難しかった。(今回の決勝ラウンドの舞台となる)ドジャースタジアムのブルペンは分からないですけど、そこが一番、中継ぎ陣の難しいところ」

 今回のメンバーでこういった経験を仲間に伝えられるのも、ピッチャーでは牧田だけだ。クローザーを務めた前回大会以上に、世界一を目指す侍ジャパンの中で重要な役割を担うことになる。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:2/24(金) 7:20
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