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ニコン、不振のカメラ事業「国内工場は閉鎖せず」(同社幹部)

ニュースイッチ 2/24(金) 15:35配信

ミラーレスを早期に拡充、立て直し図る

 ニコンは構造改革中のカメラ事業について「早期に複数のミラーレスカメラを(投入し)ラインアップ化する」との方針を示した。カメラ事業を担う御給伸好常務執行役員がインタビューに応じた。撮影シーンや機能などのニーズに応え、カメラの立て直しに向けて攻めの施策を打ち出す。一方、生産体制は「現時点で国内外の主要工場を閉鎖する考えはない」(御給常務執行役員)と語った。

 同社は高級コンパクトカメラ「DLシリーズ」の発売中止を決め、商品展開が注目されていた。ミラーレスのラインアップ完成時期は明らかにしていないが、ミラーレス市場が一眼レフ市場を上回る2―3年後が目安となりそうだ。

 今後、強みを生かせる中・高級の一眼レフカメラとレンズ、ミラーレスカメラに経営資源を集中させる方針。ただミラーレスは機種が少なく苦戦しており「他社に負けないくらいの品ぞろえにする。ニコンらしいものを出す」(同)と語った。また利用者視点での条件設定など商品化プロセスを見直し、利用者ニーズとの乖離(かいり)をなくす。一方で「将来は高級コンパクトの王道もやりたいが、DLシリーズの中止を決めたばかりのため、次の開発は慎重に判断する」(同)とした。

 生産体制は、外注工程の内製化や生産の効率化によってコスト競争力を高める。

最終更新:2/24(金) 15:35

ニュースイッチ