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【F1】ホンダ「昨年のメルセデスに、開幕までには追いつく」

2/25(土) 8:58配信

motorsport.com 日本版

 ホンダのF1プロジェクト総責任者である長谷川祐介は、開幕戦オーストラリアGPまでに計画されている開発により、メルセデスのパワーユニットとの差を埋めることができると信じている。

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 メルセデスに追いつくことができたかどうか尋ねられた長谷川は、「現時点では、メルセデスが(2017年のパワーユニットで)どのくらいの進歩を遂げたのか分からない」と語った。

「もちろん、トップレベルのパワーユニットを目指しています。しかし、彼らがどのくらいのパワーを生み出すことができているか、我々には分からないのです」

「(2016年末のメルセデスには)それほど遠くないと感じていますし、シーズン開幕までには追いつくことができると思います」

 昨年圧倒的なパフォーマンスを見せたメルセデスは、2017年のパワーユニットについても”前例のない”ステップを踏み出したと自信を見せている。根本的なデザイン変更を行ったホンダは、まだすべきことがあると認めつつも、その差が縮まることについて期待を寄せている。

「メルセデスが素晴らしい仕事をしたと聞きました。それは実に残念なことです」

 そう長谷川は言う。

「私は心の底から、そのギャップを埋めることができることを願っています。しかし実際に走ってみるまでは、その正確な数字は分かりません。我々もいくつかの進歩を遂げていますし、少しでもその差が埋まっていることを期待しています」

新しいコンセプト

 ホンダが採用した、新しいパワーユニットのコンセプト。それはメルセデスがこれまで成功を収めた方法、つまりタービンとコンプレッサーを離して配置するレイアウトだと考えられている。

 長谷川は、その具体的な内容には言及しなかったが、他のメーカーが採用したアイデアに”似ている”という。

 マクラーレンのチーフ・エンジニアリング・オフィサーのマット・モリスも、ホンダのパワーユニットの構造が変更されたことで、パワー面での向上が期待できると語った。

「我々が持っているエンジンの構造は正しく、そして最高の存在に挑戦することができると、我々全員が感じている」

 そうモリスは語った。

「我々の絶対的なパフォーマンスを、今知ることは困難だ。今年のはじめにメルセデスに勝つことができるだろうか? おそらくそれは難しいと思う」

「しかし、これまでの2年間と同じようにその差を埋めることができれば、それは素晴らしい前進だ」

「レギュレーションの変更によりトークンシステムが廃止されたことは、素晴らしいことだ。それは、我々がシーズンを通してたくさんの開発ができるということを意味する。だから来週のバルセロナテストでのポジションは、我々が今年の最後にいる場所にはならないと確信している」

「エンジンについては、我々にとって刺激的な開発期間になるだろう。それは我々がシャシーで行っていることにとっても必要なことであると感じている。我々はその面でも良いモノを作り上げた。そして、我々はパフォーマンスを作り上げていくことができる。うまくいけばシーズンを通してだ」

Jonathan Noble