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<プレ金>AGS社長ら笑顔退社「飲みに行く」「資格の勉強したい」

埼玉新聞 2/25(土) 8:01配信

 働き方を変えながら消費を促す官民の取り組みとして24日スタートした「プレミアムフライデー(プレ金)」。午後3時に職場を後にする会社員や観光地へと足を伸ばした観光客など、県内でも呼応する動きが見られた。一方で中小企業では、普段通りに仕事をする姿も。“官製花金”は社会や経済活動にどれだけなじむのか。

 東証1部上場で情報サービス業「AGS」(埼玉県さいたま市浦和区)は、社内のモニターに「2月24日よりプレミアムフライデーを実施します」と表示。午後3時になると石井進社長をはじめ、事前に早帰り申請をしていた社員らが次々と職場を後にした。

 入社1年目の岡田珠実さん(23)は「早帰りをするので、今まで以上に時間の使い方を考える日だった。その分、集中してメリハリも付いた。明るいうちに飲みに行きたい」と意気揚々に話した。

 システム統括部の久保川祐臣さん(26)は「正直どう過ごしたらいいのか戸惑う部分もあるが、取りあえず買い物でも楽しみたい」と笑顔。同部の佐藤隆一さん(24)は「うれしいの一言。資格の勉強でもしたい」と意欲を見せた。

 プレミアムフライデーについて、同グループはワークライフバランスの充実を目的に、フレックス制度の利用促進として取り組む。翌月以降は各自で「プレミアムデー」(スーパーフレックス)を設定し、原則月1回の取得を促す。ただ、月末の金曜日は早帰りを希望する社員への配慮として、午後3時以降の会議は原則禁止にした。

 石井社長は「本日はおそらく、半数近くが退社したのではないか。社内で課題を共有し、解決に向けて組織で検討を進めることで、社員の働き方改革への意識が高まる」と期待を込めた。

最終更新:2/25(土) 8:01

埼玉新聞