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「正直、困惑しています」けものフレンズ、プロデューサーが心境を語る

2/25(土) 11:00配信

BuzzFeed Japan

ニコニコ動画で第1話が200万回再生を超え、Twitterなどではその“ゆるさ”に「知能が下がる」とも言われるアニメ「けものフレンズ」。「すごーい!」「たっのしー!」といったフレーズも話題を呼び、注目を集めている。【BuzzFeed Japan / 山口 亮】

【写真】美術館にいる予想外なフレンズ一覧(勢いだけ)

この反響を制作側は、どう受け止めているのか? BuzzFeed Newsは、けものフレンズ・プロデューサーの福原慶匡さんに人気の理由などを聞いた。

ーーけものフレンズはどういった経緯で生まれた作品なのでしょうか?

けものフレンズプロジェクト全体のコンセプトデザインは、漫画家の吉崎観音先生が担当しています。先生が世界観の設定やキャラクターデザイン(原案)を考案して、それをもとに「コミック・ゲーム・アニメ」という3つの軸を同時進行させる、というのがプロジェクトの概要でした。

制作の関係上、アニメが最後になったのですが、各メディアごとに即した露出の仕方を考えていました。

具体的にはコミックだとスタイルのいいサーバルが出てきたり、ゲームだと2~3頭身のキャラクターだったり、アニメだとその中間の頭身だったりというように。各メディアに合わせて表現を変えていました。

ーー初めからアニメ化が決まっていたんですね。

そうですね。漫画、ゲーム、アニメという各方面のメディアをミックスすることが前提でした。

ーー反響についてどのように受け止めていらっしゃいますか?

想像を上回る反響をいただいて、正直、困惑しています。

ただ、(ストーリーについて)何も考えていなかった、というわけではく、監督のたつきと吉崎先生が企画の段階で、ストーリーの根幹は作り上げていました。

各方面のユーザーさんがストーリーを掘り下げていると思うんですけど、それに関してはこんなに気がつくんだ、という印象です。コツコツと布石を置いたつもりではあったんですけど、想像以上にユーザーの方がそれを拾ってくれているな、と。

ぼくらは「十中八九見つからないだろうな」と思いながら仕掛けを作っていたのですが、ユーザーさんの勘が良すぎて「見つかってしまうとは…!」という感想です。

たまに深読みしすぎてるなぁと感じることもありますが、それも含めて動向を見守っているのがおもしろいです。「こんな風に考えてるんだ」っていう発見はあるので、とても勉強になります。

また、制作側が答えを出してしまうとつまらなくなってしまいますから。

ーーTwitterで「IQが溶ける」「知能が下がる」と話題ですが……。

こういう場を設けていただくこと自体がありがたいことではあるんですけど、インタビューとかTwitterを見ていない人とかにとって、(本放送以外の)知らない情報で勝負するのは本当のモノづくりじゃないと思うんです。

ぼくらはあくまで本放送で戦っているので、それを見た人がなにをどう思おうがそれは視聴者さんの自由じゃないですか。

もしぼくが「いやいやその楽しみ方は間違ってるよ」って言ったとして、それってなにか意味を持つのかなあって思います。お客さんが受け取ったものがすべてなので。

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最終更新:2/25(土) 11:00
BuzzFeed Japan