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薬物中毒患者を演じてアカデミー賞ゲットだぜ!?

2/25(土) 22:30配信

ELLE ONLINE

「ヤク中を演じてオスカー俳優になった人多いよね」「依存症役やるとアカデミー賞がもらいやすい」……それって本当? そこで、薬物中毒患者を演じてオスカーをゲットした俳優たちを振り返り!
(※年数は受賞年)

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2014年 主演男優賞受賞 マシュー・マコノヒー 『ダラス・バイヤーズ・クラブ』

麻薬、タバコ、アルコール、すべての依存の生みの親から離れられずにいるロン役を演じるため、思わずパパラッチたちも「本当に病気なんじゃ……」と騒いだほど過酷な21kgの減量に挑み、文句なしのオスカーを手に入れたマシュー・マコノヒー。依存症のさなかにHIVに感染し、病気に向けられた偏見のゆえに認可されない医療薬を手に入れるべく命がけで奔走した実在の人物を、マッチョボディが売りの彼が演じてもわざとらしくなかったのは鬼気迫る姿があったからこそ。そしてなんといってもマシュー自身、マリファナでハイになって太鼓を叩き、警察に逮捕されたかの有名な「ボンゴ事件」呼ばれる傷があるので余計に文句のつけようがない。

2014年 助演男優賞受賞 ジャレッド・レト 『ダラス・バイヤーズ・クラブ』

マシュー・マコノヒーの傍らで彼以上の鬼気迫る演技で他を圧倒したのがジャレッド・レト。薬物依存症でHIV感染者であるトランスジェンダーのレイヨンを演じたジャレッドが、麻薬のほうの薬をやめられず、写真のようなガリガリに痩せた状態で生命力を失っていく終盤のシーンは、思わず息を飲む静かな凄みが感じられる。19kgと言われている減量は、もともとの体格を考えるとマシュー以上の過酷さ。

2011年 助演男優賞受賞 クリスチャン・ベール 『ザ・ファイター』

こちらの薬物中毒キャラクターも、実在の人物がモデル。クリスチャン・ベールが演じたディッキ―・エクルンドは、自己コントロールができないエゴイスティックな性格で、気の弱い弟に精神的に寄生しているくせに態度がデカい。才能あるボクサーだったものの、見事ジャンキーになったのも納得。弱さと傲岸不遜さが同居したキャラクターを見事に観察、分析した能力は天晴れとしかいいようがない。ちなみに頭頂部が薄くなっているような気がするのは、中毒患者の風貌をよりリアルに表現するためクリスチャンが役作りのために脱毛したから。おそるべき根性。

2005年 主演男優賞受賞 ジェイミー・フォックス 『レイ』

物まねコンテストがあったら絶対に優勝できるくらいに、薬物中毒を見事克服したレイ・チャールズその人自身をまるごと完コピしたジェイミー・フォックスは、ハンディキャップと薬物中毒という2つの大きな演技ハードルをクリアし主演男優賞を獲得。ちなみに同時に『コラテラル』で助演男優賞にもノミネートされていたので、キャリア史上最高の年となった。

最終更新:2/25(土) 22:30
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