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「金沢を発信」輪広がる TOKYO金澤CLUB、板橋区と目黒区が初参加

2/25(土) 1:22配信

北國新聞社

 首都圏在住の金沢市出身者らが集う「TOKYO金澤CLUB」は24日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで開かれ、約260人が金沢の文化や気風を守り、全国に魅力を発信していく決意を新たにした。加賀藩の縁で金沢市と交流を深めている東京都板橋区と目黒区の関係者が初めて参加し、「金沢の応援団」の輪が広がった。

 開会のあいさつで、前田家18代当主の前田利祐(としやす)名誉会長は、2007年に発足したTOKYO金澤CLUBの歴史に触れ、「11回も続いているのは大変うれしいことだ」と述べた。

 顧問の山野之義金沢市長は、加賀藩の下屋敷が置かれた縁で市と友好交流都市協定を結んでいる板橋区と、国重要文化財「旧前田家本邸」の所在地で同協定締結を目指している目黒区からの出席者を紹介し、「今後は学生など若い人にも交流が広がれば、将来につながる」と期待を込めた。

 北國新聞社の飛田秀一会長の発声で乾杯した。

 テーブルには、加賀野菜を使った料理のほか、ドジョウのかば焼き、ごりの佃煮(つくだに)、地酒などが並び、参加者は懐かしい金沢の味に舌鼓を打ちながら、ふるさと談義に花を咲かせた。

 協賛各社の品が当たる抽選会では、TOKYO金澤CLUBの森仁美会長が輪島塗のペア椀(わん)、山中塗のコーヒーカップ、加賀友禅の卓布などの賞品を紹介した。

 板橋区の杉田寛区議会議長は、区が加賀藩下屋敷跡地で史跡公園の整備を進めていることに触れ、「金沢とのご縁は板橋の財産。今後も交流を盛んにしていきたい」と話した。目黒区の青木英二区長は「こんなに多くの人が金沢を応援するために集まり、素晴らしい。多様な文化が息づく金沢との縁を大切にしたい」と語った。

 友人と一緒に初めて参加した公務員八巻まゆみさん(33)=埼玉県越谷市=は「ドジョウのかば焼きなど懐かしい味に再会できてうれしかった。同郷の人と仲良くなる機会にしたい」と喜んだ。

北國新聞社

最終更新:2/25(土) 1:22
北國新聞社