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食の船便輸出拡大 業者検索サイト あすから運用 大阪市

2/26(日) 7:00配信

日本農業新聞

 大阪港を活用した農畜産物など食の輸出拡大を目指す大阪市は、輸出をしたい事業者が手軽に物流業者を検索できるウェブサイト「らくらく海運」の運用を27日から始める。産地と物流業者のマッチングのきっかけをつくり、輸出促進につなげる狙いだ。空輸に比べ低コストな船便輸送を促すことで、輸出に取り組める産地の裾野の拡大にも期待がかかる。

 輸出先の港や品目、冷凍か冷蔵の温度管理が必要かなどの項目を打ち込むと、適当な物流業者が簡単に検索できる仕組み。事前登録は必要なく、誰でも無料で利用できる。必要に応じて商談に向けた問い合わせのメールを物流業者に一斉送信することも可能だ。

 大阪港には、輸入品向けの冷蔵倉庫が多くあるため、温度管理が必要な農畜産物の輸出用としても活用していく考え。

 大阪港で埠頭(ふとう)の建設や賃貸などを手掛ける大阪港埠頭がサイトの管理、運用を担う。食品以外の工業製品なども対象。約70社が加盟する大阪港運協会の中から、事前登録のあった事業者を検索できる。大阪市港湾局は「サイトを活用し、円滑な輸送手配につなげてほしい」(計画整備部)としている。

 同局によると大阪港からの農水産品輸出は約3万トン(2015年)。今後、倍増を目指している。

日本農業新聞

最終更新:2/26(日) 7:00
日本農業新聞