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この選出アリ!? アカデミー賞驚きのノミネート2017

2/26(日) 21:50配信

ELLE ONLINE

え、本当に!?  目前にせまった第89回米アカデミー賞(正式名:オスカー)。ノミネート発表時に、映画好きの人なら驚かずにいられなかった候補者&作品をピックアップ。所詮、人が選ぶ賞。おかしなところもあるのです。

アカデミー賞の歴史に残る21の名場面をプレイバック

メル・ギブソン

『ブレイブハート』で監督賞を受賞し、名実ともにA級の映画人となったメル。でも10年ほど前に泥酔して運転している彼を見とがめた警察官に向かって反ユダヤ的&ミソジニスト(女性差別主義者)的な侮蔑の言葉を吐いて逮捕されたのをきっかけに、ハリウッドでは“ペルソナ・ノン・グラータ”扱い。娘までもうけたロシア人の婚約者に電話で吐き散らした暴言の数々も暴露され、常軌を逸したのでは? との噂も飛び交ったほど。出演オファーは激減し、男気のあるシルベスタ・スタローンも悪役でしか起用できないほど。今回の『ハクソー・リッジ』での監督賞ノミネートは、ハリウッドがメルの反ユダヤ発言を許した証と見られているけど、いい気になっちゃダメだよね。

メリル・ストリープ

『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』で主演女優賞にノミネートされたのにはメリル本人もびっくりしたかも。だってアカデミー協会があまり重きを置かないコメディ系の演技だし、ほかの映画賞からも無視された作品だし。ゴールデングローブ賞受賞式でトランプ大統領を批判したメリルのスピーチに感動したアカデミー協会員が彼女に投票したという見方もできるサプライズだった。前回のノミネーションですでにオスカー史上最多のノミネート記録を打ち立てたメリルにとっては、キャサリン・ヘプバーンの受賞記録(4回)に並ぶ記録をマークできるかどうかの勝負にも注目!?

アンドリュー・ガーフィールド×『ハクソー・リッジ』

オスカーだけでなくほとんどのメジャーな映画賞から無視されたマーティン・スコセッシ監督作品。下馬評では作品賞と監督賞のノミネート確実と見られていたこの映画は、撮影賞で候補になっただけ!? アカデミー協会が敬愛するスコセッシ監督が25年もの人生と情熱を捧げた人間(&宗教)ドラマにまったく共感しなかった理由はやはり、舞台が江戸時代の日本(&カトリック)だから! しかも見慣れた武士ではなく、圧政された農民や漁民ばかりが登場するので脳内が「?」となったのが敗因でしょうね。これまたアカデミー協会がついていけなかった(?)『ウルフ・オブ・ウォールストリート』に続くサプライズ。でも『ハクソー・リッジ』でアンドリュー・ガーフィールドが主演男優賞にノミネートされたのには『サイレンス』の熱演も加味されていたと思いたい。(Text : Peaches)

最終更新:2/26(日) 21:50
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