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アユ釣り解禁、6月統一 金沢漁協、犀川上流域を前倒し

2/27(月) 1:18配信

北國新聞社

 金沢漁協は今年から、金沢市の犀川、浅野川、森下川で、アユ釣りの解禁日を6月16日に初めて一本化する。これまでは犀川の上流域のみ、7月第1日曜に解禁していたが、約1カ月前倒して統一することで、全国の太公望に分かりやすくアピールし、金沢での釣りを楽しんでもらう。アユを含む他の川魚の産卵場を守るため、区域や期間、漁法を限定しての禁漁も同時に行い、川の水産資源を守る。

 アユ釣りの解禁日が前倒しされるのは、同市末町にある犀川の法師堰堤(えんてい)より上流域となる。漁協によると、上流は中流、下流に比べて川の水温が低く、アユの成長が遅い傾向にあるため、これまでは解禁日を、他区域よりも1カ月遅らせていた。

 犀川では友釣りや県指定伝統的工芸品の加賀毛針を使った毛針釣りが盛んで、県外から訪れる愛好者も多い。釣り人から「上流域でももっと早く釣りたい」と求める声が増えたことから、解禁日を一本化することにした。

 一方で、法師堰堤から下流110メートルの区域では新たに、6月1日~12月31日の期間限定で、サクラマスとヤマメのさお釣り、アユの流し網と投げ網を禁止する。アユのさお釣りは認める。

 堰堤周辺は、遡上するアユなど魚のたまり場であることに加え、サクラマスの産卵場となっていることから、資源保護のためにサクラマスの排卵、産卵時期に合わせて禁漁にすることにした。犀川、浅野川の禁漁区域は、法師堰堤周辺が加わって計7カ所となる。

 犀川上流部の解禁日前倒しなどは、今月初旬に開かれた金沢漁協の総会で承認された。漁協は遊漁規則を改正し、3月1日に施行される。

 八田伸一組合長は「多様な魚が生息する河川の環境を守りながら、多くの人に釣りを楽しんでもらえるように取り組む」と話した。

北國新聞社

最終更新:2/27(月) 1:18
北國新聞社