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【特集】DM届かず客が来ない 配送業者の怠慢が原因貸衣装店を襲った悲劇

2/27(月) 15:52配信

毎日放送

成人式は終わったばかりですが、来年の振袖の予約はいまが書き入れ時とのことで、貸衣装店はこぞって予約会を行っています。しかし、大阪の堺市にある貸衣装店が準備万端の上、予約会を行ったのですが、待てど暮らせどお客さんが来なかったといいます。そこにはある理由がありました。

振袖の準備は1年前から

先月、全国各地で行われた成人式。約123万人が誓いも新たに大人の仲間入りをしました。

「ちゃんと自分の頭で考えて結論が出せるような大人になりたいです」(新成人)

人生で一度きりしかない晴れ舞台。みなさん色とりどりの振袖姿でなんとも華やかです。その成人式から1か月…ここは大阪・梅田の貸衣装店(TAKEZEN 梅田店)。11日の土曜日、大勢のお客さんが来ていました。

「色違いの赤を着て見ましょうか」(店員)
「かぶらなさそうな」(女の子)
「かぶらへんて!これはかぶらへん!」(店員)
「赤とかやったらみんなと一緒やし」(女の子)
「赤はやっぱり多いからねー」(店員)

選んでいるのは、1年先の成人式のための振袖。お気に入りの柄を手に入れようと、振袖のレンタル戦線はすでに始まっているのです。

「もうなくなるから去年の夏くらいに行くという子もいたから、早く行った方がいいのかなと思いました」(女の子)
「1月~3月というのが年間の半分、4月~12月がだいたい半分という来客の状況ですね」(TAKAZENホールディングス 糸井善宣社長)

お客さんが来ない貸衣装店の理由は…

成人式が終わった今が一番の書き入れ時だというこの業界。堺市にあるこちらの貸衣装店もさぞかし賑わっているかと思いきや…なぜかお客さんの姿はありません。

「相当準備はしていたんですけど。構えていたんですけど…ふたを開けてみると全然(客が)いらっしゃらないという感じだったので」(サカキバラ 榊原眞一社長)

なんとも冴えない表情で話すのは榊原眞一社長。長年、堺の新成人の晴れの日を支えてきました。今年は創業60周年。キャンペーンも準備していました。レンタルで1着34万円する振袖も、32万円する振袖もすべて一律10万円。出血大サービスで、お客さんを待ち構えていましたが…この日はわずかに3組だけ。例年、1日10組は来店していたのですが…こうなったのにはある理由があると社長はいいます。

「宅配業者から連絡があって、「ダイレクトメールがまだ手元にあります」ということで」(榊原眞一社長)

なんと、配送業者に頼んだダイレクトメールが送られていなかったのです。

「これが宅配業者から戻ってきたダイレクトメールなんですが、これが2つですね。信じきってましたからね、届けているのは」(榊原眞一社長)

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最終更新:6/14(水) 16:41
毎日放送