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【特集】“危ない遊び”で相次ぐ事故 遊具はどうあるべきか

2/27(月) 17:02配信

毎日放送

1位滑り台、2位ブランコ、3位鉄棒…これ子供たちに人気の遊具ランキングではありません。
けがなど事故が多い遊具の順位です。
楽しいはずの遊びも時に死に至る事故につながることがあります。
遊具の安全はどうあるべきなのか取材しました。

遊び方次第で危険な遊具

「うわー」(愛媛・今治市 朝倉緑ふるさと公園 You Tubeより)

これは愛媛県今治市にある滑り台の映像です。滑り終えた後も勢いが止まらず地面に体をうちつけています。雨の日に猛スピードで滑り降りるなどした動画がインターネット上に公開され危険と判断した今治市は去年9月、滑り台の使用を一時禁止しました。

関西にも「日本一スピードが出る」と話題の滑り台があります。神戸市立須磨離宮公園にあるジャンボすべり台は高さ9メートル、全長22メートルあり平らになった部分で体が一瞬浮くのが特徴です。この5年、大きな事故はないそうですが、寝転ってスピードを出すなど危険な滑り方をする若者も多いといいます。

「すべり始めのところでスピードが出ると正直に書いている。安全適正なすべり方をすると十分楽しんでいただける」(須磨離宮公園 上野正信さん)

不適切な遊び方でのけがは論外ですが、遊具では時に遊びに夢中になった子どもがいたたまれない事故に遭うこともあります。

1月31日、大阪市住之江区の市営住宅前にある遊具で遊んでいた小学1年の男の子が事故に遭い、今も意識不明の重体です。

「遊具の上に金属製のパイプがありますが、男の子はこの四角い格子状の部分に挟まっていたということです」(大八木友之記者リポート)

警察によりますと、男の子は37センチ四方の格子の上から地面に向かって飛んで通り抜ける遊びをしていたとみられます。その際、背負っていたランドセルがパイプにひっかかって宙づりになり、首などが圧迫され呼吸困難に陥ったということです。

消費者庁によると、2009年から6年間に遊具による子どもの事故が約1500件報告されていて、このうち入院や治療期間が3週間を超えるけがが3割近くを占めています。

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最終更新:6/14(水) 16:40
毎日放送