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<壮行試合速報>侍Jが17被安打8失点の投壊で台湾選抜に完敗

2/28(火) 22:36配信

THE PAGE

 WBCを目前に控える侍ジャパンと台湾リーグ選抜の壮行試合が28日、ヤフオクドームで行われ、日本は先発の則本(楽天)から牧田(西武)、増井(日ハム)の3投手が総崩れとなり、終わってみれば計17安打を打たれ5-8で完敗した。日本の長所である投手陣がコントロールを含めた調整不足を露呈した。
 
 先発の則本は、立ち上がりにソフトバンクで投手としてプレーしていた陽耀勲、林智平に連打を許し、無死一、三塁から王柏融にライトへ犠牲フライを打たれ、あっさりと先取点を許した。
 日本は、すぐさま筒香(横浜DeNA)の同点タイムリー二塁打、二回には、松田(ソフトバンク)の左中間二塁打を皮切りに大野(日ハム)がバントで送り、確実に内野ゴロか外野フライで1点が欲しい場面で秋山(西武)がピッチャーの頭を超えるタイムリー内野安打で勝ち越した。

 しかし、則本は3回に再び逆転を許してしまう。

 一死一塁から台湾リーグのラミゴで、台湾史上最高打率となる.414&29本塁打を打って、MVPと新人王を獲得した“台湾最強打者”の王柏融にバックスクリーンへ特大の逆転2ランを浴びた。左の強打者に対し不用意なストライクを取りにいったカットボール。WBC用の新球だが、左打者、及びカウントの状況次第では、細心の注意が必要なボールであることが判明した。ちなみに王柏融はチーム方針によりWBC台湾代表からは外れている。

「初回に入りを意識し過ぎた。上手くかわしていこうと思ったが、上手く打たれてしまった。2回は立ち直ることができた。本番まで1週間しかない。直せるところはしっかりと直して本番に臨みたい」が、降板後の則本の談話。

 4回からマウンドに上がった2番手の牧田(西武)も、潘武雄、マイナーでプレー経験のある陳俊秀に連続二塁打を浴びて、さらに1失点。背走したセンターの秋山がグラブに当てたが、ピンチを救う好捕とはいかなかった。経験と海外選手に武器となる下手投げの牧田には、ロングの中継ぎだけでなくストッパー構想もあるが、制球ミスに思わず苦笑いを浮かべた。

 牧田は、5回にも連打で作られたピンチから内野ゴロで1点を失い、二死一、二塁から台湾リーグ、陳俊秀に右中間を破る2点タイムリー二塁打を許して、2-7と大きく点差を広げられた。3番手の増井もコントロールを乱して、二死一、二塁から連続四球を与えて押し出しの1失点。

 日本は、台湾選抜の3番手のダウンズから7回、連続四球からひとり気を吐いている好調の菊池(広島)が右中間を破る2点タイムリー三塁打。さらに無死三塁から坂本(巨人)のショートゴロの間に1点を返したが、3点差に迫るのが精一杯だった。

 4番手の左腕の宮西(日ハム)が、三者連続三振を奪い、9回にストッパー登板した左腕の松井裕(楽天)もチェンジアップが効果的で、3人でピシャリと抑えるなど収穫もあったが、先発、第2先発を予定している投手陣には、調整不足という不安が残った。

 また打線では山田(ヤクルト)、坂本に当たりが戻っていないのが心配だが、日ハムのオープン戦からノーヒットだった中田(日ハム)に9回一死からセンターオーバーの二塁打が、1本出たのは朗報。

 試合後、小久保監督は、「打線では菊池の状態がいいなと。最後、中田にも1本出ましたしね。実戦形式でヒットが出ていなかったので、彼もこれで、ほっとしたのではないですかね。牧田にしろ、則本にしろ、今日は結構、試すところがあったので、あまり結果は気にしていません。坂本? 7日(キューバとの開幕戦)に向けて昨年の首位打者ですからね。信じて待ちます。明日は基本的には菅野が長いイニングを投げます。7日に、いい状態に持っていくためには無駄な試合はないですね」とコメントした。
   

最終更新:2/28(火) 23:59
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