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「資産形成の第一歩がなかなか踏み出せない症候群」に陥りがちな人におすすめの方法は?

2/28(火) 16:15配信

投信1

やらなければいけないような気はしているけれど、なんだか面倒…。いつも「そのうちに」と思っているうちに時間が過ぎてしまう。「やらなくちゃ!」「さあ、今日から!」と思うのに、なかなか一歩が踏み出せない。「資産形成」という言葉を聞くたび、そう感じている方も多いのではないでしょうか。

今回、投信1編集部は株式評論家でありファイナンシャルプランナー(FP)としても活躍するお金のプロ、木村佳子さんにインタビューを敢行!  お金ってどうやって貯めたらいいの?  資産形成に成功するコツってあるの?  読者のみなさまに代わり、お話を伺いました! 

木村佳子さんプロフィール

個人投資家向け経済情報番組のラジオ・キャスターを経て女性で初めての株式評論家として活動。財務省理財局株式専門委員(5期10年)、日本IRプランナーズ協会理事、「企業の個人投資家向けIR研究会」座長を経て同協会理事長に就任。日本ファイナンシャルプランナーズ協会CFP、一級FP技能士。早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了(ファイナンス修士)。豊富な専門知識をもとに、個人投資家向けの講演を全国で多数開催。

初心者が陥りがちな「思い込み」のワナ

――今日は「資産形成」をテーマにお話を伺います。よろしくお願いします。

木村佳子さん(以下、木村):こちらこそよろしくお願いします。

――今の超低金利時代には、資産形成といっても銀行に預けているだけでは思うようにお金も貯まりません。そこで株式投資などで「貯めるだけでなく賢く増やそう」といわれるわけですが、実際には踏み出せない、という人が多いようです。

木村:確かに「投資って難しそう」という人は多いですね。それと完璧症候群といいますか、「投資知識を全部理解してから始めなくては」という傾向も見受けられます。

資金面の事情もあるでしょう。投資に回せる余裕資金がないケースや、ある程度生活の基盤が整う30代~40代の方でも子育てや住宅関連の支出も増加傾向なので「損したら元も子もない」と尻込みしてしまうんですね。もちろん貯蓄も必要ですが、これからの日本の人口構造から、将来、税負担は増加の一途、年金は削られる傾向が強まるといえます。

貯蓄だけでは心許ないのは確かです。投資にもお金を配分したいですね。しかし、投資に対する様々な断片的な思い込みがあって、ご自身のスタイルがつかみきれないまま、時が過ぎてしまうケースが多いのではないでしょうか。

――思い込み、といいますと? 

木村:まず、投資したからには短期間で結果=儲けを出さなくてはならないという思い込みです。投資したら儲かるはずだという前提で投資をすると「値下がりは想定外」で、値下がり期間中は「どうしたらいいのか」と非常に悩ましいわけです。「投資は長期」という考えで実践している人の中にも「売るに売れなくなった結果、塩漬け株や塩漬け通貨を持つことになっている」ケースも多いものです。

いずれの場合も、買ってしまってから「どうしたらいいか」「損してでも処分して他のものに乗り換えたほうがいいのか」などと悩むことになりがちです。それでは投資が苦痛になってしまいます。

――「悩まない分、現金がいいや」となるわけですね。

木村:このほか「成長する会社に投資しなければならない」とか、「割安株を探さなくてはならない」とか、様々な観点で銘柄探しをされている個人投資家は多いのですが、普段仕事をしながら、あるいは家事をしながら、子供を育てながら…成長する会社を見極めたり、割安株探しをするのは、なかなか難しいものです。ましてや、時間やお金というコストをかけたのに結果が塩漬けになったら割に合わなさすぎですよね。まさに踏んだり蹴ったりです(笑)。

――そうですね。時間的にも金銭的にも割に合わないなんてちょっと困ります。

木村:だから投資というと一般的に退職後、時間的余裕があるシニアか1日中パソコン画面に貼りついてトレードできる専業投資家のもの、というイメージになる。

でも、もっと「生活者」のための投資みたいな世界があっていいと思いませんか?  それに、投資は楽しみながらできる人の勝率が高い。焦ったり、鬼のような気持ちで切迫してやる人は負けやすいというのが私の経験からいえる法則です。自分のお金を投じて苦しんだり悩んだりするなんて割に合わなさすぎる! (笑)。

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最終更新:5/9(火) 9:10
投信1

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