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株価上昇の波に乗る三菱自動車、好調を牽引する2つの出来事

2/28(火) 12:15配信

投信1

着実に上昇する米国株、その一方で日本株は停滞気味

トランプ政権の誕生が決定した昨年11月9日以降、米国株は好調に推移しています。代表的な株価指数の1つであるNYダウは1月26日に史上初の20,000ドルを付け、その後も上昇トレンドが続いているのはご承知の通りです。

一方、日本株に目を向けると、株価は一進一退しながら停滞の様相が深まっています。特に、年初から為替相場に不透明感が残るため、外需セクターの株価は冴えない動きとなっています。

低迷が続く自動車株の中で、三菱自動車の株価が好調に推移

代表的な輸出関連銘柄である自動車株も低迷が続いていますが、その中で好調な株価パフォーマンスが目立っているのが三菱自動車 <7211> です。

2016年末の終値と2月27日の終値を比べると、日経平均株価がわずかに下落、TOPIXが+1%上昇となり、株式市場自体は概ね横ばいです。

そして、自動車株の主力銘柄を見ると、トヨタ自動車 <7203> が▲7%下落、ホンダ <7267> が+3%上昇、日産自動車 <7201> が▲6%下落、富士重工 <7270> が▲11%下落、マツダ <7261> に至っては▲18%の大幅下落となっています。ホンダがやや健闘していますが、海外事業が柱である主力銘柄の多くが、株価低迷を余儀なくされていると言えましょう。

ところが、三菱自動車は+11%上昇となっており、+7%上昇したスズキ <7269> や、+9%上昇の日野自動車 <7205> を押さえて、自動車株では堂々の第1位となっています。

日産自動車の傘下に入って経営再建を図る三菱自動車

ご存知の通り、三菱自動車は昨年4月に発覚した軽自動車の燃費性能データに係る不正問題により、極度の販売不振に陥り、補償対応などで資金繰りが切迫した結果、経営危機の一歩手前まで追い詰められました。

その後、日産自動車から34%の出資(約2,370億円)を仰ぎ、日産傘下として再出発しています。しかし、正式に日産傘下に入ったのは昨年10月下旬ですから、特に目新しいニュースではありません。年明け以降の三菱自動車の株価好調の理由は何でしょうか? 

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最終更新:2/28(火) 12:30
投信1

チャート

三菱自動車7211
785円、前日比+4円 - 8/23(水) 15:00

チャート

トヨタ自動車7203
6173円、前日比+35円 - 8/23(水) 15:00

チャート

ホンダ7267
3027円、前日比+5円 - 8/23(水) 15:00