ここから本文です

【F1】合同テスト2日目午前レポート:ハミルトン首位。マクラーレン・ホンダ問題続く

2/28(火) 22:10配信

motorsport.com 日本版

 F1バルセロナ合同テスト2日目の午前のセッションが行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。

【ギャラリー】バルセロナで行われているテスト2日目の様子

 ハミルトンは、午前中のセッションで早々に1分21秒766のタイムをマーク。このタイムは、テスト初日に午後に出した彼自身のベストタイムから0.001秒遅れだった。しかしセッション終了20分前、スーパーソフトタイヤでコースに出たハミルトンはタイムを更新、このテストで初めて1分21秒を切り1分20秒983をマークし、トップでセッションを終えた。

 彼のスーパーソフトタイヤでのタイムは、ソフトタイヤで記録したモノよりも0.8秒速いタイムだったが、第3セクターで0.3秒ロスしているため、さらに大幅な改善が可能だったと思われる。

 2番手に入ったのはフェラーリのキミ・ライコネン。ハミルトンからは1.8秒差つけられているが、彼のタイムはミディアムタイヤで記録したモノだ。

 3番手に入ったのはフォースインディアのエステバン・オコン。走り出しが遅れ走行時間を失ったものの、好位置につけた。

 しかしながら、セッション終了直前にオコンのマシンがバックストレートエンドでストップし、この日2回目の赤旗の原因を作ってしまっている。

 もうひとつの赤旗の原因を作ったのは、7番手のランス・ストロール(ウイリアムズ)。彼がターン9でスピンを喫したため赤旗が振られたものの、自力でコースに復帰することができたため、コースが清掃されてすぐに中断が解除された。

 しかし、グラベルを高速で横切った彼のマシンはダメージを受けたのか、その後走行を行わずに午前中のセッションを終えた。

 ルノーとザウバーもトラブルに見舞われ、まともなタイムを残せていない。

 ザウバーは負傷したパスカル・ウェーレインの代わりに、フェラーリのリザーブドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィがドライブを担当。早々にインスタレーションラップを2度行ったが、エンジン関係の問題で走行時間を失ったようだ。

 ルノーは徹夜で、ニューマシンR.S.17に新しいパーツを組み込んでいたという。セッション終了前にコースに出る予定だったルノーのマシンだが、オコンのストップによる赤旗でその機会を奪われた。その後、この中断を受けてセッション時間が5分延長されたため、ジョリオン・パーマーがインスタレーションラップを行っている。ザウバーのジョビナッツィも、このタイミングでタイムを記録。ハミルトンから12.7秒遅れとなっている。

 メルセデスは5分間のロスタイムを利用したウルトラソフトタイヤを装着してコースに出たが、タイムは出さずにピットに戻っている。

 初日にオイルシステムの不具合に見舞われ走行時間を失ったマクラーレンは、この日ストフェル・バンドーンがドライブを担当。ところが、インスタレーションラップを2度行いピットに戻ってきた際に、ピット入り口でマシンを止めてしまった。メカニックの手によってガレージに押し戻されたマシンは、そのあとすぐにコースインし、29周走行している。

 しかし、さらに悪い知らせがマクラーレンを襲う。パワーユニットがパワーを失い、今回のテストで2回目となるエンジン交換を実施することになったのだ。トラブルの原因は今の所分かっていない。

 同じく初日に信頼性にトラブルを抱えたレッドブルは、マックス・フェルスタッペンが5番手タイムを記録するも、周回数はマクラーレンとさほど変わってはいない。

バルセロナ合同テスト2日目午前 タイム結果
1. ルイス・ハミルトン(メルセデス)1:20.983/66Laps
2. キミ・ライコネン(フェラーリ)1:22.831/47Laps
3. エステバン・オコン(フォースインディア)1:23.045/27Laps
4. ケビン・マグヌッセン(ハース)1:23.200/36Laps
5. マックス・フェルスタッペン(レッドブル)1:23.212/31Laps
6. ダニール・クビアト(トロロッソ)1:25.012/44Laps
7. ランス・ストロール(ウイリアムズ)1:26.040/12Laps
8. ストフェル・バンドーン(マクラーレン)1:26.201/29Laps
9. アントニオ・ジョビナッツィ(ザウバー)1:33.741/5Laps
10. ジョリオン・パーマー(ルノー)No Time/1Laps

Glenn Freeman