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“ワクワク”が消えた?アカデミー賞レッドカーペットに忍び寄るオトナの事情

3/1(水) 21:36配信

dmenu映画

第89回アカデミー賞は、『ラ・ラ・ランド』の受賞が発表されたあと、本当の受賞作が『ムーンライト』であることが発覚するという、作品賞発表アクシデントの余韻が今でも残っている。そうしたなか、オスカーのもうひとつの目玉であるレッドカーペットにおいても、ジンワリとした、でも確かな困惑と混乱が感じられた。

アカデミー賞女優たちの大胆ドレス画像

セレブが減少、カメラを避けて会場に滑り込むケースが増加!?

映画ファンはもちろん、ファッション通やセレブ好きな人々にとっても、年に一度のアカデミー賞のレッドカーペットは必見&特別なもの……であったはず。逆に、スターやセレブ側にとっても、同舞台は自身の作品や企画をアピールし、ファッションやユーモア・センスを披露する絶好の場……であったはずだ。ところが、ここ数年、レッドカーペットを歩く(正確に言うと、テレビ中継に映る形でカーペットを歩く)セレブの数は減り、スター級俳優たちがカメラを避けて、授賞式開始直前に会場に滑り込むケースが増えているようだ。

今年も、公式中継局である米ABCがレッドカーペット上に有名レポーター陣を配置し、登場するセレブを捕まえてはインタビューする模様をリレー形式で中継していたのだが、「次は誰が来るでしょう? お楽しみに!」と期待を煽る姿ばかりが時間を取り、肝心のスターたちはなかなか現れない状況が目立った。会場を見下ろせる近隣ホテルの上階に設置されたラウンジでは、恒例のファッションチェックを行っているのだが、これまたチェック対象が少ないために、いまいち盛り上がりに欠けていた。とはいえ今年も、オスカー候補者としてカーペットを歩いたエマ・ストーンやミシェル・ウィリアムズ、ニコール・キッドマン、ナオミ・ハリス、ルース・ネッガ、歌曲賞ノミネートのジャスティン・ティンバーレイクと妻ジェシカ・ビールらの姿は、繰り返し映し出され、光り輝いていたのだが。

以前なら、セレブがリムジンで続々到着する様子が映し出され、インタビュワーの前に列ができることも珍しくなく、リレー形式のインタビューは露出を取り合い、ファッションチェックも即座にベスト&ワーストの順位付けをするなど、華やかなカオスが繰り広げられたものだが、あのワクワク感はどこへ行ってしまったのか? 理由はいくつかありそうだ。

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最終更新:3/1(水) 21:36
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