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ロジャースの頃とほとんど変わらない? “モイーズ以下の勝率“になってしまったクロップに厳しい目が

3/1(水) 11:50配信

theWORLD(ザ・ワールド)

クロップにとってはピンチ

リヴァプールを率いるユルゲン・クロップは、間違いなく就任以降最大のピンチに陥っている。今季は前半戦こそ快調に飛ばしていたが、2017年に入ると急に失速。カップ戦でも敗退が続き、27日には残留争いに巻き込まれているレスター・シティ相手に1-3で完敗を喫してしまった。サポーターからの風当たりがこれほど強くなったのは初めてで、クロップに疑問の目が向けられている。

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英『Daily Mirror』も追い打ちをかけている。クロップはリヴァプールの指揮官として87試合を戦ってきたが、その勝率がデイビッド・モイーズ政権時のマンチェスター・ユナイテッドよりも悪いのだ。クロップは48・3%、モイーズは52・9%だ。モイーズは51試合しか指揮を執っていないため、試合数の問題から単純な比較はできない。しかし、クロップにとって良い数字でないのは確かだ。

さらに前指揮官のブレンダン・ロジャースと比較しても、クロップの勝率は低い。ロジャースはリヴァプールで166試合指揮を執り、勝率はちょうど50%になっている。クロップにはドルトムントでブンデスリーガ制覇やチャンピオンズリーグで決勝に進出した確かな実績があり、リヴァプールがロジャースを超える働きを求めていたのは間違いない。しかし、現状はロジャースの頃とそれほど変わらない。

ルイス・スアレスやダニエル・スタリッジら個の能力に依存気味だったロジャースと違ってクロップのサッカーは流動的なものだが、サポーターは分かりやすい結果を求めている。最低でも今季はトップ4に入ってくれると期待していたはずで、今のままではそれを裏切ることになるかもしれない。

クロップにとっては就任後最大の危機とも言えるが、これをどう乗り越えるのか。真の手腕が試されている。

http://www.theworldmagazine.jp/