ここから本文です

【F1】”5秒速い”マシンに対応。オーストラリアGP開催サーキット、改修作業が進行中

3/1(水) 16:37配信

motorsport.com 日本版

 今季のF1開幕戦を開催するオーストラリアのアルバートパーク・サーキットでは、”5秒速くなる”新レギュレーション下のマシンに対応するため、安全対策として多くの改修作業が行われている。

【写真ギャラリー】早くも昨年のポールタイムを更新。F1バルセロナ合同テスト

 オーストラリアGPのプロモーターである”オーストラリア・グランプリ・コーポレーション(AGPC)”は、FIAから提供されたデータに基づき、中速コーナーの通過スピードは20~50km/h向上し、ブレーキングポイントは場所によっては20~30m奥になり、1周あたりのラップタイムは約4秒速くなると見込んでいる。

 これに伴い、ターン1、ターン6、そしてターン14はタイヤバリアが設定し直された。またターン12には、10万ドル(約1000万円)分のTecpro(形状を自由に変更して配置できる衝撃吸収ブロック)が追加配置される。

ターン1

 ターン1での主な変更点は、これまで3列だったタイヤバリアを6列に倍増させたことだ。しかもこの処理が、サーキットの端から108mにわたって施されている。

「もしタイヤウォールの位置に立ってサーキットを見れば、マシンがどのくらい速く走るのか想像することができる」

 そうAGPCのインフラ面担当であるクレイグ・モカは語る。

「マシンはグラベルトラップを越えてくる可能性があるため、強化する必要がある。それは驚くべきことだが」

ターン6

 ターン6でも、タイヤバリアが3列から6列に倍増されている。しかし、ここには2本の巨木があるため、ランオフエリアのスペースはそれほど広くとることができない。

「これは公園内にサーキットを作る上で、常に難題となることだ」

 そうモカは語る。

「動かない構造物を扱わねばならない。通常の場合は木だ。そして、様々な解決策を提案しなければならない」

 このエリアがマシンの衝突を受ける可能性が高い場合には、タイヤバリアが強化され、そのタイヤの内部には高密度のポリエチレンチューブが挿入される。

1/2ページ