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JA臨時職員が945万円着服 金庫から5年間

3/2(木) 10:32配信

千葉日報オンライン

 長生農業協同組合(JA長生、本所・千葉県茂原市高師)の金融課に勤務している臨時職員の女性(40)が、約5年間にわたり金庫内に保管してあった現金計945万円を着服していたことが1日、千葉日報社の取材で分かった。職員は事実関係を認めており、組合は全ての調査が終わった段階で処分する方針。

 組合によると、職員は金融課で出納を担当していた2012年2月ごろから昨年12月までの間、管理を任されていた金庫から、少なくとも945万円を着服したという。

 1人で現金を管理していた時期もあったといい、職員が現金の出し入れを記録する伝票を操作していたため、発覚が遅れたとみられる。現金は顧客の預金ではなく、内部用に保管されていた。

 2月にあった監査などで判明し、職員への聞き取り調査を実施したところ「生活費に充てた」と着服を認めた。現在、職員は自宅謹慎中で、家族が全額を返済する意向を示している。刑事告訴するかは未定だが、組合はすでに茂原署に相談しているという。

 問題発覚を受け、組合は金庫の鍵を使用した際には記録するなどの再発防止策を導入。組合の若菜文雄常務理事は「複数の職員による現金の確認や金庫の鍵の管理を徹底していきたい」と話している。