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『3月のライオン』公開記念!川本家のひな祭りお重と白玉とラムネを作ってみた

3/2(木) 14:10配信

dmenu映画

『3月のライオン』の底力は料理にあり

『3月のライオン』が前後編で映画化されました。わたくし、原作コミックのファンなので、現在12巻まで発表されているこの作品がどのような映画になるのかとても楽しみにしておりました。原作者・羽海野チカさんの作品は、前作『ハチミツとクローバー』もそうですが、一見ほんわかしているようで、実は普段あまり意識しない、心のふかーいところをぐりぐり刺激される感じがします。そしてもうひとつ、重要な特徴が。羽海野作品は、胃袋も大いに刺激するのです!

もちろんこの映画もしかり、美味しそうなものがたくさん登場します。今回はその中から、お重に詰めたおいなりさんとおかず、お祭りで販売する白玉のシロップかけ、そして映画には登場しませんが、原作を読んで「これ絶対やってみたい!」と思った手作りラムネに挑戦してみたいと思います。

『3月のライオン』の主人公は、17歳のプロ棋士、零(神木隆之介)。幼い頃に事故で家族を亡くし、今は高校生ながら隅田川沿いの部屋にひとりで暮らしています。ここから学校に通い、対局に出かけ、家ではひたすら将棋盤に向かって研究に没頭する毎日。カーテンすらない部屋で食べているのは、なるべく手間のかからないインスタント食品やコンビニのパンなどのようです。そんな零が、ひょんなことから近くの町に住む川本家の三姉妹と知り合い、彼女たちの住む古い家でにぎやかに食卓を囲むようになります。

お父さんは家を出て行き、お母さんは亡くなって、川本家は一家を支える長女・あかり(倉科カナ)、中学生の次女・ひなた(清原果耶)、4歳の三女・モモ(新津ちせ)の3人。月島で和菓子屋を営むおじいちゃんの相米二(前田吟)も時々加わります。この家のご飯がまた、本当に美味しそうなのです。コロッケや唐揚げ、カレー、玉子焼き、ポテトサラダなど、ごくごくありふれたメニューなのですが、大きなお皿にどーんと盛って、とても家庭的な感じ。ここで家族の一員のように扱われるうち、子どもの頃からずっと孤独だった零の心は少しずつほぐれていきます。

おひな祭りの日、三姉妹はおいなりさんをたくさん作ります。原作では、おひな祭りの日のメニューを一般的なちらし寿司ではなくおいなりさんにするのは、モモちゃんが「おいなりさんっっ」と希望したから。「甘~~く煮たおあげに 中にきざんださっくさくのレンコンと タマゴのそぼろとゴマをたーっぷり入れて……」とあかりさんがうっとりすれば、妹たちも「ハフハフ」と大コーフン。そうなのです。川本家の女子たちは、本当に食べることに並々ならぬ情熱を傾けているのです。

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最終更新:3/2(木) 14:10
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