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モスル奪還作戦、避難者2万8000人以上に イラク

3/2(木) 12:28配信

AFPBB News

(c)AFPBB News

【3月2日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」からの奪還作戦が続くイラク・モスル(Mosul)の西部地区から脱出した避難者の数が、2万8400人に上った。国連人道問題調整事務所(OCHA)が1日、国際移住機関(IOM)の統計を引用する形で発表した。モスル西部では2月19日以降、軍や治安部隊が奪還作戦を進行。空港などを制圧しながら北進しており、戦闘や窮状を逃れるため砂漠を越えて避難する人々が相次いでいる。

 治安部隊は2月27日、チグリス(Tigris)川に架かる損壊した5本の橋の最南端に到達した。橋を修復すれば東部と西部を結べるが、それでも激しい戦闘は当分続くとみられ、市民が巻き添えになるのは必至だ。

 OCHAの発表では、2月25日以降、毎日およそ4000人が西部を脱出しているという。

 IOMのハラ・ジャベール(Hala Jaber)氏は、「人口が密集するモスル西部には75万人が取り残されており、現地の状況は日々悪化していると語る避難者らの話から、残された市民の安全が大いに懸念される」と述べている。彼らは、戦闘の危険性や物資不足だけでなく、ISの厳格な支配にも耐えなければならない。

 映像は2月28日~3月1日撮影。(c)AFPBB News

最終更新:3/2(木) 13:18
AFPBB News