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アカデミー賞作品賞の封筒取り違え事件、担当の会計士は今後の授賞式に出禁

3/2(木) 11:49配信

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 日本時間2月27日に開催された第89回アカデミー賞。大目玉の作品賞発表で、プレゼンターに間違った封筒が渡され、誤発表が生じるという前代未聞のハプニングが起きたが、封筒を管理しプレゼンターに渡す役目を担っていた会計事務所の担当者が、今後の授賞式から締め出されることが明らかになった。

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 アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーの会長シェリル・ブーン・アイザック氏はAP通信に対し、適切な封筒管理を怠った大手会計事務所のプライスウォーターハウスクーパース(PwC)の2人の会計士が、二度とアカデミー賞の仕事に携われないことを公言したという。

 PwCは83年間にわたり、アカデミー賞の投票数の集計を担当し、投票結果をアカデミー賞当日まで厳重に管理。授賞式では受賞作品や受賞者の名称が記載されたカードの入った封筒をプレゼンターに手渡す役目を担っていた。今回、作品賞の発表でプレゼンターを務めた俳優のウォーレン・ベイティと女優のフェイ・ダナウェイに、直前に発表された主演女優賞の封筒が誤って渡されたため、受賞作は『ラ・ラ・ランド』と発表されたが、実際は『ムーンライト』だったことが判明し、会場は混乱を来した。

 会計士は2人ともPwCのパートナーとのこと。アカデミー関連の業務からは手を引くが、事務所を辞めることはないという。PwCは騒動後、一連の誤りについて謝罪文を発表し、今回の過ちに関する全ての責任を負うと公言していた。

 2人の会計士はアカデミー賞会場では封筒管理だけに専念し、ツイッターへの投稿などを禁じられていたそうだが、封筒を渡し間違えた会計士はその直前にツイートしている姿を目撃されていたという。

 映画芸術科学アカデミーは現在、PwC自体との今後の関係について「見直している」とのことだ。

最終更新:3/2(木) 11:49
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