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ジェフ・ベック、「シンプルこそロックンロールの本来の姿」と語る

3/2(木) 21:04配信

RO69(アールオーロック)

今年の1月から2月にかけて、昨年リリースされた新作『ラウド・ヘイラー』を引っさげての来日ツアーを敢行したジェフ・ベック。ツアー中に語ったインタビューと1月30日に行われた東京公演のライブ・レポートが、現在発売中の『ロッキング・オン』4月号に掲載されている。

『ラウド・ヘイラー』にはロージー・ボーンズ(Vo)とカーメン・ヴァンデンバーグ(G)という2人の若手女性ミュージシャンが参加しているが、カーメンの作ったリフについて、最初はあまりにシンプル過ぎると驚いたというジェフ。しかし、すぐに「この方がリスナーに直に訴えることができる」と考えが変わったという。その後ツアーで演奏するにつれてさらに感じるようになったことを、以下の様に説明している。

「いやもう、今だからこそ、わかるっていうかね。やたらと音符数が多いと、聴き手側が曲に歩み寄ってこなくちゃならないから、そこで曲に対する興味が途切れてしまうこともあるんだ。そもそもロックンロールであるからには、シンプルな表現に立ってないと。
エルヴィス・プレスリーの“ハウンド・ドッグ”とか、いきなり本質をガーンと突いてくるわけでさ。前置きやギミックは一切なしの、まさにシンプルの一言。リトル・リチャードの歌詞なんかも、いきなり正面からガツンと来るからね。それがロックンロールの本来あるべき姿だし、いまだにそうあるべきなんだ」

また同時に今作はメガホンを掲げたジャケットも含め、社会的なメッセージ性も感じさせる作品となっている。このことから米トランプ大統領に多くのミュージシャンがメッセージを放っている先駆けとも言えるのではないかと訊かれ、ジェフはこう答えている。

「いやいや、勘弁してくれって(笑)。言っておくけど、このアルバムはトランプとは一切関係ないよ(笑)。ただまあ、次に新作を予定してるんでね。来年あたりになるかな。そのときはトランプがそれまでにやったことに対して、思う存分言わせてもらう、ってのもありかもしれない」

この他にも収録曲が生まれた背景や、昨年日本でリリースされた『ワイアード』の4chリマスター盤についても語られたインタビューとなっている。

『ロッキング・オン』4月号の詳細はこちらから。
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143596

RO69(アールオーロック)