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ステロイド剤専用工場 前田薬品工業、富山で5月着工

3/2(木) 1:47配信

北國新聞社

 前田薬品工業(富山市)は1日、本社敷地内にある生産棟をステロイド外用剤の専用工場に改装すると発表した。約8億円かけ、5月の着工、来年1月ごろの稼働を予定する。生産能力は約2倍に高まる。国際的な品質管理基準に対応した設備を整え、台湾への輸出も目指す。

 専用工場は延べ床面積約4600平方メートル、アトピー性皮膚炎や重度のやけどなど皮膚疾患を治療する外用剤を手掛け、生産能力は従来の年間350トンから700トンに増える。

 ステロイド剤と他の薬剤が混ざらないよう、製造エリアを完全分離する。自社のジェネリック医薬品のほか、受託生産の拡大も図る。台湾には2020年までに一般用医薬品(OTC)の輸出を計画しており、社内にプロジェクトチームを設置した。

 同社の2017年9月期の業績見通しは、売上高が前期比2億4千万円増の30億円、経常利益は7700万円増の1億5千万円となっている。前田大介社長は「好調な外用剤をさらに伸ばしたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:3/2(木) 1:47
北國新聞社