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台北-宜蘭直通の鉄道建設を要請 東部の活性化と大気汚染改善図る/台湾

3/3(金) 11:27配信

中央社フォーカス台湾

(宜蘭 3日 中央社)台北と東部・宜蘭を直接結ぶ鉄道の建設を目指し、宜蘭県の産業関係者らは2日、「東部快速鉄路促進会」を発足させた。新鉄道の建設を政府に働きかけ、東部と西部の発展格差縮小と交通渋滞緩和による大気汚染改善を図る。

現在台北と宜蘭を結ぶ主な交通手段は台湾鉄路(台鉄)と高速道路の国道5号。台鉄は北東部を迂回して走るため、台北駅から宜蘭駅までは最短でも1時間強を要する。一方、国道5号は台北と宜蘭の間にそびえる雪山山脈を貫く雪山トンネルを通り、ほぼ直線で両地をつないでいるものの、交通渋滞が問題となっている。

促進会会長の陳正曜氏によれば、新たな鉄道は台北市東部の南港から宜蘭県北部の頭城までの直線距離約30キロを30分で結ぶ計画。陳会長は、行政院(内閣)が内需拡大に向けた投資計画を策定中であることに触れ、同計画に充てられている1兆台湾元(約3兆6800億円)近くの予算に、新鉄道の建設を盛り込んでもらえればと予算獲得に意欲を示した。

(沈如峰/編集:名切千絵)