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ダイエットしなくてもかわいくなれる ぽっちゃり女子がつくる新たなファッション文化

3/3(金) 18:21配信

BuzzFeed Japan

ぽちゃティブ。

ぽっちゃりでポジティブ。ぽっちゃりでアクティブ。このような意味を持つ言葉が、少しずつ、でも確実に、日本のファッション業界に革命を起こしている。【BuzzFeed Japan / 山光瑛美】

アスリート体型って何?固定概念を打ち破る「プラスサイズ」の女性たち

「ラ・ファーファ(la farfa)」は、2013年に発刊した日本初のぽっちゃり女子向けファッション誌。自分の体型をオシャレに活かした「自分スタイル発見」の応援をしているのが特徴だ。

着痩せコーデを推奨したり、ぽっちゃりを隠そうとしたりしているわけではない。「ぽっちゃり女子」「マシュマロ女子」と呼び、読者が体型に合わせたファッションをイメージしやすいように、ラ・ファーファモデル(ラファモ)の身長、体重、そして3サイズを載せている。

出版元のぶんか社で「ラ・ファーファ」の編集に創刊から携わっている高井淳さんは、創刊当時を振り返り「ノースリーブを着たいけど二の腕は出せない」「白は膨張色だから買えない」「足は絶対出せない」と、体型を言い訳にして、本当は着たい洋服があるのにも関わらず、オシャレに対して消極的なぽっちゃり女性があまりにも多かった、と話す。

「『別にいいんじゃない』と打ち破り、前向きに一歩踏み出せれば、それが『ぽちゃティブ』。開き直りと言われてもいいと思うんです。その人が個人的に楽しめれば」

「ぽちゃティブ」をSNSなどで発信し、ぽっちゃり女子の文化を読者とともに作り上げているのが、ラファモだ。

BuzzFeed Newsは、「ラ・ファーファ」のモデル5人(Naoさん、安藤うぃさん、大橋ミチ子さん、一紗さん、アイシャさん)に「ぽちゃティブ」であるために大切にしていることは何か、聞いた。

変化してきた「ぽっちゃり」の概念

--皆さんにとって、ぽちゃティブってどういうこと?

Nao:太っているから、ずっとオシャレを我慢していたんです。痩せてからオシャレをしようと思っていたんですけど、今は自分が着れる服のサイズで、楽しくなるオシャレを心がけています。

昔悩んでいた時よりは、メイクとかオシャレに気を使うようになったし、楽しい。それが「ぽちゃティブ」という言葉で、みんなに広がっているんだろうと思っています。

安藤うぃ:ぽっちゃりだから諦めるのではなく、結局は自分を愛することだと思います。

--日本の「ぽっちゃり」の概念って変わってきたと思いますか?

Nao: 変わってきたんじゃないですかね。SNSでも「ぽっちゃり女子です」と自分で言葉を使う読者がいたり。これまではきっと、隠していたんだと思うんです。

大橋ミチ子:ネットを見ていても、今日のコーデを載せる人や、ぽっちゃりを受け入れて楽しんでいる人が増えたな、とすごく実感しています。

Nao:通販サイトでも、ぽっちゃりモデルの仕事が増えてきた。昔は、マネキンとか、レギュラーサイズのモデルさんが大きいサイズを着ていたりしていたんです。

ここ2年くらいは、私たちを使ってやってくれるようになって。アパレルの企業さんも受け入れてくれるようになってきたなと思います。

安藤うぃ:最初はブームやネタ感覚で「ぽっちゃりってモテるんですか」という質問ばっかりでした。外部から見たぽっちゃりのイメージを押し付けられている感じだったんですけど、やっと今、自分たちでプラスに考えられるようになりました。

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最終更新:3/3(金) 19:08
BuzzFeed Japan