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【F1】新ウエットタイヤに満足のドライバー達。テスト手法には不満も

3/3(金) 9:28配信

motorsport.com 日本版

 バルセロナテストで新しいウエットタイヤをテストしたドライバーたちは、フルウエットタイヤに進歩を感じたようだが、ピレリにはまだやらなければならない作業が残っているようだ。

【F1ギャラリー】バルセロナ合同テスト最終日

 バルセロナの公開テスト最終日である3月2日、路面を人工的に濡らし、幅広になった新しいウエットタイヤのテストを行うことにした。

 路面に浮いている水の量を一定に保ち、人為的に悪天候をシミュレーションするのは難しいものの、ハースのロマン・グロージャンは新しいウエットタイヤの第一印象はポジティブなものだったと語った。

「ウエットはかなり興味深い」と彼は語った。

「昨年から大きく進歩している。リヤタイヤが簡単にオーバーヒートしたりしないし、冷えやすい訳でもない。ウォームアップも大丈夫だった」

「インターミディエイトタイヤは1ラップのアタックは良いんだけど、あまりにも早く”壊れて”しまうんだ。だから、まだいくらか作業が必要だ。でも昨年末よりは良い前進を遂げている」

テスト方法は”ベストではない”

 ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは、日差しにより路面が非常に早く乾いてしまうため、人為的にコースを濡らすのは”パーフェクトではない”と語った。実際、各車がウエットやインターミディエイトタイヤで走行を行ったのは、午前と午後のセッション序盤のみに限られている。

 またヒュルケンベルグは、チームにとってはスペアパーツがまだ不足している時期でもあるため、インシデントを恐れてあまり多くの走行をしたがらないとも述べた。

「僕が思うに最も効率的とは言えないけど、僕たちはそれ(人工的なウエットテスト)を試してみたんだ」と彼は語った。

「人工的にコースを濡らさなければならなかったし、実際にはかなり早く乾いてしまったから、あまり多くの走行を行えなかった」

「僕はマシンがどのような反応をするのか見るためにフルウエットで1回、インターミディエイトで1回走行した。いい感じだったし、僕は満足だ」

「でも言うまでもなく、まだシーズンの早い時期なので、チームにとっては常に少しリスクがある。僕たちはスペアパーツをあまり持っていない。バランスを取ることが常に重要なんだ」

「アクアプレーニングについては詳しいテストができなかったので、僕たちはレースの週末でそれを調べることになるだろう」