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マレーが7つのマッチポイントをしのいで4強 [ドバイ/男子テニス]

3/3(金) 12:01配信

THE TENNIS DAILY

 アラブ首長国連邦・ドバイ/ドバイ・デューティーフリー選手権」(ATP500/2月27~3月4日/賞金総額242万9150ドル/ハードコート)のシングルス準々決勝で、第1シードのアンディ・マレー(イギリス)がフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)を6-7(4) 7-6(18) 6-1で下して準決勝進出を決めた。

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 31分かかった第2セットのタイブレークはマレーが8つ目のセットポイントでそれを制する前にコールシュライバーが7つのマッチポイントをつかむなど、テニスが提供し得るあらゆる強烈なドラマを生み出した。タイブレークは20-18でマレーのものとなった。

「こんなに長いタイブレークは一度もプレーしたことがなかった。そしてたぶん、こんなタイブレークをプレーすることは2度とないだろう」とマレーは言った。

「いまやもうツアーで11、12年はプレーしているが、これに近いものは何もなかった」

 そのタイブレークでは、パワー、アングル、巧妙で策略にとんだショット・メーキングの激しいやりとりゆえ、戦いに没頭する選手もまた審判のルノー・リヒテンシュタインも15-15でのエンドチェンジをうっかりし忘れ、あとで気がついて16-16で行うことになった。

「第2セットのタイブレークには、間違いなくいくつかの信じられないようなポイントがあった。僕らはふたりともいくつかのショットをミスしたが、全般的に言ってレベルはこの上なく高かった」とマレー。「その成り行きゆえ、この試合に勝てたというのは特別ことだ」。

 ATPは20-18のタイブレークは1991年以来で、史上6度目のことだと言っている。これ以上のポイント数を記録したタイブレークは、ほかにない。

 敗戦にも関わらず、コールシュライバーは2時間55分の準々決勝のあとに満面の笑みを浮かべていた。

「負けるというのは常にがっかりさせられることだが、悲しくはないよ」とコールシュライバー。「僕は素晴らしいテニスをプレーした。僕のベストマッチのひとつとなったと思う。僕らはふたりとも、プレーし得る中でほぼ最高のテニスをやってのけた」。

 この激しいタイブレークのあと、コールシュライバーはマレーに対抗する勢いをキープすることができず、第3セットは第2セットのタイブレークよりも1分短かった。

 マレーは1月の全豪オープン4回戦で敗れたあと、帯状疱疹を乗り越えて以来、初の大会をプレーしている。

 マレーはコールシュライバーとの対戦成績を5勝1敗とし、リードを広げた。

 ナンバーワンの選手に対する対戦成績が0勝10敗であるコールシュライバーは、変わらずキャリア400勝目まであと1勝という位置にいる。

 マレーは準決勝で、第7シードのルカ・プイユ(フランス)と対戦する。プイユは予選勝者のエフゲニー・ドンスコイ(ロシア)を6-4 5-7 7-6(2)で破って勝ち上がった。この試合も2時間20分と長い試合だった。(C)AP(テニスマガジン)

Photo: DUBAI, UNITED ARAB EMIRATES - MARCH 02: Andy Murray of Great Britain returns a shot during his quarter final match against Philipp Kohlschreiber of Germany on day five of the ATP Dubai Duty Free Tennis Championship on March 2, 2017 in Dubai, United Arab Emirates. (Photo by Tom Dulat/Getty Images)

最終更新:3/3(金) 12:01
THE TENNIS DAILY