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【F1】バルセロナテストの総周回数は3185。ピレリ「デグラデーションの削減」に自信

3/3(金) 14:39配信

motorsport.com 日本版

 ピレリは第1回目となるバルセロナ合同テストを総括。同社のレーシングマネージャーであるマリオ・イゾラは、「4日間の結果に満足している」と語った。

【写真】ピレリの2017年”タイヤ”ラインアップ

 今年最初のF1合同テストは、バルセロナ郊外にあるカタルニア・サーキットで行われた。このテストで各チーム及びドライバーは、2017年仕様の”幅広”になったピレリタイヤを初めて試した。最終日である4日目には、人工的にウエットコンディションが作られ、新仕様のウエットタイヤとインタミディエイトタイヤも試された。

 結局このテストでは、全ドライバー合計で3185周を走破し、その合計距離は14826kmとなったという。

「この4日間の結果に満足している」

 イゾラはそうコメントを発表している。

「ここまで見てきたモノからすれば、新しいタイヤは我々の期待に沿うモノになっている。2017年シーズンのF1は我々に、ドライバーたちが最大限にプッシュできるように、デグラデーション(タイヤの性能劣化)の少ないタイヤを開発するよう、我々に求めた。これまでの4日間でそれを確認することができたし、来週行われる2回目の4日間のセッションでも、それを確認していくつもりだ」

「すでにラップタイムはかなり速くなっている。目標は、2015年に比べて5秒速いラップタイムだ。バルテリ・ボッタスは、3日目にウルトラソフトタイヤを履き、1分19秒705を記録した。2015年のスペインGPのポールポジションタイムが1分24秒681だったことからすると、私はこの目標が達成されたと言えると思う」

「最終日には、2017年のマシンに、新しいウエットウエザータイヤを装着した。新しいサイズと新しいトレッドパターンを組み合わせたタイヤは、フルウエットタイヤであるCinturato Blueが、300km/hでの走行時に65~85リットル/秒の排水性能を持っている。また、インターミディエイトタイヤであるCinturato Greenも、25~30リットル/秒の排水能力を誇る」

「我々は、さらに多くのデータを収集することができた。それをエンジニアたちが、次のテスト前までに分析する」

■バルセロナ合同テスト ドライバー別ベストタイム(4日合計)
1. バルテリ・ボッタス(メルセデス)1'19''705/3日目・U
2. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1'19''952/3日目・S
3. キミ・ライコネン(フェラーリ)1'20''960/2日目・S
4. ルイス・ハミルトン(メルセデス)1'20''983/2日目・SS
5. ダニエル・リカルド(レッドブル)1'21''153/3日目・S
6. ジョリオン・パーマー(ルノー)1'21''396/3日目・S
7. マックス・フェルスタッペン(レッドブル)1'21''769/4日目・S
8. ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)1'21''791/3日目・S
9. マーカス・エリクソン(ザウバー)1'21''824/3日目・SS
10. フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)1'22''076/1日目・S
11. ロマン・グロージャン(ハース)1'22''118/3日目・SS
12. ケビン・マグヌッセン(ハース)1'22''204/2日目・SS
13. ランス・ストロール(ウイリアムズ)1'22''351/3日目・S
14. アントニオ・ジョビナッツィ(ザウバー)1'22''401/4日目・U
15. エステバン・オコン(フォースインディア)1'22''509/2日目・SS
16. セルジオ・ペレス(フォースインディア)1'22''534/4日目・SS
17. ストフェル・バンドーン(マクラーレン)1'22''576/4日目・U
18. フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)1'22''598/3日目・U
19. ダニール・クビアト(トロロッソ)1'22''956/2日目・S
20. カルロス・サインツJr. (トロロッソ)1'23''540/3日目・M
21. アルフォンソ・セリス(フォースインディア)1'23''568/3日目・U
※末尾の英字はベストタイム計測時の装着タイヤ。U=ウルトラソフト、SS=スーパーソフト、S=ソフト、M=ミディアムを示す

Kenichi Tanaka