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巨石「前立」に豊作願う 能登・柿生、石仏山祭りで氏子

3/3(金) 1:33配信

北國新聞社

 能登町柿生(かきお)の神道(じんどう)地区に伝わる「石仏山(いしぼとけやま)祭り」は2日、県史跡「祭祀(さいし)遺跡石仏山」で営まれ、氏子7人が、神が宿る山としてあがめる石仏山の巨石「前立(まえだち)」に今年の豊作を願った。

 「前立」の上に張り出し、枯れかけていた巨木の枝を昨年11月に伐採し、神事は安全に行われた。

 一行は、祭りの世話役を務める当元(とうもと)の山下国昭さん(75)方から出発し、触れ太鼓を打ち鳴らしながら山道を登り、ご神体である高さ約3メートル、幅約0・6メートルの前立に到着した。

 地元の日吉神社の神職高山匡郎(ただお)さん(41)が前立にしめ縄を張って祝詞を奏上し、氏子は湯に浸した御幣で目をふいて心を清め、玉串をささげた。神事後は、山下さん方で直会(なおらい)を開いた。

 神道地区の集落では、住民が石仏山での女人禁制、刃物の持ち込み禁止のしきたりを守っている。

北國新聞社

最終更新:3/3(金) 1:33
北國新聞社