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【特集】箕面で相次ぐ被害 地元を悩ますある動物とは

毎日放送 3/3(金) 15:17配信

ある動物の問題です。いま大阪府箕面市では山の麓の畑で農作物が食い荒らされるなどの被害が相次いでいるといいます。箕面といえば観光スポットに出没するサルが有名ですが、もしかしてあのサルたちの仕業なのでしょうか?取材班がその実態に迫りました。

農作物被害に悩む箕面市

大阪府・箕面市。閑静な住宅地が広がる街のシンボルといえば…「箕面の滝」です。紅葉シーズンともなると多くの観光客が訪れる人気スポットです。そんな滝のすぐ近くでいま、ある問題が起きているというのです。

箕面市で農業を営む東山さんに畑を案内してもらうと…

「皮をかぶりよるねん」(農業 東山磯治さん)

オリーブの苗木は樹の皮がはがれています。さらに、太い幹でも…

「これをグルッと周りをかぶられたらこの木は枯れます」(農業 東山磯治さん)

農作物に相次ぐ被害。これらは、ある動物の仕業だというのです。

箕面のサルは今…

箕面と言えばサル。滝近くに出没し、観光客からジュースやお菓子を奪うなど傍若無人な振る舞いが有名です。もとはと言えば観光客が餌を与えたことが始まりですが、サルの数はどんどん増え続けピーク時には約700頭に達していました。

そんなサルたちが山の麓の畑にまで現れるようになったというのでしょうか?さっそく取材班はサルの実態を調べるため箕面の滝へと向かいました。しかし、駐車場にも滝の周りに行ってみても…

「箕面の滝に来たのですが、全くサルの姿を見ることができないですね」(進藤佑基記者リポート)

「見ない。ほとんど見ないわ」(男性)
「(去年の)秋にも来たけど見なかったね」(女性)

取材を始めて2時間、ようやくサルの姿を発見しました。ただ、わずか1頭のみで、あれほどいたサルはいったいどこへ消えたのでしょうか?市の担当者に聞いてみると…

「給餌しているので餌場の周りに寄っているのでこの辺には出てこないようになっています」(箕面市役所天然記念物室 鈴木武生主任)
Q.箕面のサルはいなくなった
「山の奥に入ったという感じです」

観光客がけがをするなど、被害に頭を悩ませた箕面市は37年前から餌付けをしながらサルたちを徐々に滝から遠く離れた場所へと誘導していったといいます。

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最終更新:5/18(木) 17:42

毎日放送