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【RIZIN】石井慧の“変化”に周囲の期待感上昇

東スポWeb 3/4(土) 16:46配信

 北京五輪柔道金メダリスト・石井慧(30)が「RIZIN 2017 in YOKOHAMA ―SAKURA―」(4月16日、横浜アリーナ)で“テキサスの暴れ馬”ヒース・ヒーリング(39=米国)と対戦することが決まった。石井にとってはまさに“ラストチャンス”の一戦。そんな中、ここへきて見せ始めている、石井のある“変化”が周囲の期待感を高めているという。

 2015年12月29日のヘビー級GP1回戦でイリー・プロハースカにわずか96秒で敗れて以来、久々となるRIZIN参戦だが、3日に都内で行われた会見場に石井の姿はなかった。現在は拠点とする米国にとどまり、練習を継続。今回はRIZIN FFを通じて「このような機会を頂き心の底から感謝しています。憧れの人、ヒース・ヒーリングと戦えるのを楽しみにしています」と発表。ヒーリングは「エキサイティングな試合を見せたい」とコメントするにとどめた。

 石井は昨年、米国の総合格闘技団体「ベラトール」に参戦。しかし6月にクイントン“ランペイジ”ジャクソン(38=米国)、12月にはキング・モー(36=米国)に敗れキャリア初の3連敗となった。まさに崖っ縁で、RIZINの榊原信行実行委員長(53)も「ここでふがいない負けをすればファンも“なんだ、やっぱりか”となってしまう。石井にとってラストチャンスといっていい。勝つだけじゃなく、内容も求められる」と見解を示した。

 とはいえ、榊原委員長は「格闘技は最重量級が華。それを見せられるのは石井しかいない。この一戦をきっかけに一皮も二皮もむけてほしい」と力を込めた。石井に対し辛口の態度を貫いてきた榊原委員長がこんな期待を口にしたのは、石井に変化の兆しが見えたからだ。

「実は今回『ヒースと対戦したい』と石井が“逆指名”したんです。理由は憧れの人というだけではないと思う。ヒースはガムシャラさや諦めない姿勢がファンの心をつかんできた。石井も自分の立場が分かっているから、戦いを通してそれを吸収しようとしているはず。だからこそ期待したいんです」

 生まれ変わろうとする強い決意のもと、数々の名勝負を繰り広げてきたヒーリングを指名した石井。もう後がない立場だが、ラストチャンスで“テキサスの暴れ馬”を乗りこなし、輝きを取り戻したいところだ。

最終更新:3/4(土) 16:46

東スポWeb

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