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人を信じるのは不可能!? 見たら“絶望”を抱えてしまう、韓国スリラー『哭声』

3/4(土) 20:10配信

dmenu映画

國村隼が韓国ではホラーアイコンになっている……って、なんだか深夜ラジオのネタハガキみたいな話ですが事実! 3月11日より日本公開される映画『哭声/コクソン』(監督:ナ・ホンジン)における演技で、韓国でもっとも権威ある映画賞のひとつ「第 37 回青龍映画賞」で外国人で初めて受賞を果たしました(男優助演賞・人気スター賞)。君はふんどし一丁で獣を食らう國村隼を見たことがあるか!?

笑顔を封印した國村隼

『哭声』は、韓国で観客動員数 700 万人に迫る大ヒットを記録したサスペンス・スリラー。平和な田舎の村に、得体の知れないよそ者がやってくる。よそ者に関する噂が広がる中、村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発する――。この“よそ者”役を演じるのが、國村です。謎の殺人事件に彼が関わっているのではないかと疑いの目を向けられますが、いやはや果たして?

國村隼といえば、人懐っこそうな目元が印象的な俳優ですが、『哭声』では、あの気さくな笑顔は封印。正体を探りにきた村人たちを無表情に見つめます。黒目がちな人って、無表情だと目が穴みたいに見えて怖いんだよな……。

本作では、こんな國村隼初めて見たよ! と驚くシーンが満載。その筆頭ともいえるのが、先述のふんどしシーンでしょうか。村人が語る噂の中の一幕なのですが、山の中、ふんどし一丁で獣の肉を食らい、人を襲う國村隼! 彼もまさか、こんな体当たり演技に61歳で挑むことになるとは思っていなかったはず。それだけ、この映画に賭ける価値を感じたということなのでしょう。

國村演じるよそ者は、一体どんな人物なのかまったく見えてきません。大きな犬を飼っているが、愛犬家とも思えない。静かな佇まいではあるが、相手を挑発するような言葉を淡々と吐いたりもする。そして、家の中には、殺人事件に関係する村人の写真や持ち物を大量に隠している――。彼はただ静かに見つめ、相手の言葉に返すだけ。にもかかわらず、村人たちは彼にかく乱されていきます。

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最終更新:3/4(土) 20:10
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