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星野一義、鈴鹿ファン感謝デーで念願の”ホンダRC166”初走行。「ホンダさんありがとう!」

3/4(土) 18:43配信

motorsport.com 日本版

 鈴鹿サーキットで行われているモータースポーツファン感謝デーで、星野一義が”念願”のホンダRC166に乗り、デモ走行を披露した。

【写真】デモ走行を終えた後の星野一義、北野元、高橋国光

 幼少期から星野はホンダのバイクの大ファンだったと言い、レーシングドライバーになった後も、そのバイクに跨るのが夢だったと語る。しかし、ニッサン所属の星野がホンダのバイクに乗るには、ハードルが高かった。その念願が、このたび遂に実現したわけだ。

「毎月本(雑誌)を買って、それを見ていました。当時はそれしか頭になかったんです」

 そう語る星野は、この走行のために、家族を鈴鹿サーキットに呼んだという。

「(当時のスペックは)全部書けるよ。オートバイのことだったら、全部頭に入っている」

「ホンダに憧れてきました。ようやくこの日が来たと、本当に興奮しています」

 しかも星野は、雑誌に掲載されていた北野元や高橋国光が走る姿に、憧れていたのだという。今回はそのふたりと共に走行。満面の笑みを浮かべた。

「今日走るバイクは、とても良い音です。これがなければ、今のホンダ、今の日本はなかったかもしれない」

 そう北野が語れば、高橋も「スピードレースは経験したことがなかったのに、当時は本田宗一郎さんのひと声で参戦が決まった。ロードコース(マン島TTレース)だから失敗できず、怖くて怖くて仕方がなかった。オリンピックの日本代表みたいな気持ちで挑みました」と、当時を振り返った。

 高橋がRC142、北野がRC164、そして星野はRC166に跨り、鈴鹿の東コースを走行。スタンド前を通る度に、そのホンダサウンドを響き渡らせていた。

 走行を終えた星野は、満足した表情でマシンを降り、そして次のように語った。

「ホンダは最高の技術を持った会社です。ホンダさん、このチャンスをありがとうございます!」

 そう感謝の気持ちを述べた。そして司会のピエール北川に「明日も走行がありますよ」と語られると、「もう泣きそう!」と応えた。

 星野一義がRC166を駆る『Hondaロードレースの源流』は、日曜日の10時40分から2回目が行われる。

Kenichi Tanaka