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「フキノトウみそでよければ」、門前でフキノト祭り 当元任命、豊作を祈願

3/4(土) 2:50配信

北國新聞社

 輪島市無形民俗文化財の「フキノト祭り」は3日、同市門前町内保の太玉(ふとだま)神社(大王社)で営まれた。2月9日に続く神事で、同神社の田「宮田(みやでん)」と祭礼費用を管理する当元(とうもと)を任命し、住民約30人が今年1年の豊作を祈願した。

 串柿や生豆腐、里芋など11種の供え物が神前に用意された。おはらいの後、参列者に、豆腐と里芋の吸い物やゴボウのなんばみそ漬け、勝ち栗などが振る舞われた。

 直会(なおらい)に続き、平善智宮司(86)が宮下幹雄さん(80)を呼び、今年の当元になることを告げた。宮下さんはいったん辞退し、紋付き羽織姿に着替えて「何もおもてなしできませんが、豆腐のホッタテ汁とフキノトウみそでよければ」と、当元を引き受けた。その後、宮下さんは裃(かみしも)姿で供え物を受け取った。

北國新聞社

最終更新:3/4(土) 2:50
北國新聞社