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鳥や木を眺める回数と心の健康度は比例 英研究

3/5(日) 10:00配信

The Telegraph

【記者:Lydia Willgress】
 オフィス勤務の人は窓から鳥を見ることによってストレスを解消できるとする研究結果が発表された。田舎に住んでいなくても、鳥や低木、木を見ることができれば不安や落ち込みが軽減され、心の健康を保てるという。

 英ロンドン(London)郊外のベッドフォード(Bedford)やルートン(Luton)、ミルトンキーンズ(Milton Keynes)などの地域で270人を対象に行ったこの研究によると、うつ症状や不安、ストレスのレベルは、午後に目にした鳥の数と関係していることが分かった。どんな種類の鳥でもいいという。

 この研究を主導した英エクセター大学(University of Exeter)の主任研究員、ダニエル・コックス(Daniel Cox)氏は2月24日、「私たちの心の健康に自然が果たしている重要な役割の解明につながるだろう」と述べている。

 英国鳥類学協会(BTO)や豪クイーンズランド大学(University of Queensland)の研究者らも参加したこの研究では、野外で過ごす時間が短い人ほど不安やうつに陥りやすいことも分かった。

 鳥や低木、木を目にすることと心の健康の度合いの比例関係は、居住地域の貧困レベル、世帯所得、年齢、その他さまざまな幅広い社会・人口統計学的な要素を加味しても変わらなかった。

「家の周りの鳥や自然は概して、都市部をより健康的で幸せな居住地にしてくれる予防医療として大いに期待されている」と、コックス氏は言う。

 コックス氏らの研究結果はバイオサイエンス(Bioscience)誌に掲載された。【翻訳編集】AFPBB News

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最終更新:3/5(日) 10:00
The Telegraph