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選挙公報って見た事ありますか?公報初心者は絶対に見ておくべきカオスな候補者列伝!

3/5(日) 8:00配信

選挙ドットコム

選挙公報って見た事ありますか?公報初心者は絶対に見ておくべきカオスな候補者列伝!

容量1.9トンの油圧ショベルカーは1台約3500~4000万円ほどで買えるそうです。普段何気なく目にしている工事現場の重機ですが、調べてみると腰が抜けるほど高いですね。

…なぜ選挙ドットコムで油圧ショベルカーの話が始まったのか? まあもう少し話を聞いてください。

皆さんは「選挙公報」をご存知でしょうか?

皆さんは「選挙公報」をご存知でしょうか? 選挙に際して候補者の情報を掲載した広報紙のことです。新聞の折り込みなどで目にすることが多いかと思います。
今年1月、北九州市がこの選挙公報の発行をやめることを発表しました。国政選挙や知事選では発行が義務付けられている選挙公報ですが、それ以外の場合は各自治体の条例次第で、特に決まりがなければ「廃止」という選択肢もあり得ます。実際、広島市も発行をとりやめています。

ではなぜ、選挙公報を作らない自治体が出てきたのか?

選挙公報を廃止する自治体が出てきた理由は、一度の発行・配布にかかる費用が容量1.9トンの油圧ショベルカー1台とほぼ同程度だからです。

人口によって金額は変わりますが、北九州市では約3,600万円程度かかると言われています。つまりあの広報紙をやめてしまえば、それだけで容量1.9トンの油圧ショベルカー1台分の費用が浮くわけです。
じゃあやめてもいいじゃん! と言いたくなるかもしれませんが、そうもいきません。インターネット環境を使えず、新聞やチラシの情報だけで判断しなければならない有権者もいますし、自身の選挙活動資金が乏しく、選挙公報が貴重なアピールの場となっている候補者もいます。

一度の発行で容量1.9トンの油圧ショベルカーが買えるほどのお金がかかることは事実ですが、同時にその3,600万円は平等な選挙の実現のために必要な費用であることも事実なのです。

選挙公報をしっかりと見てみよう!

「発行費が高いから税金の無駄」と考えるのではなく、「税金の無駄にならないよう選挙公報をもっと活用する」と考えてみましょう。
Wikipediaの「選挙公報」の項目を見てみると、「公的な書類として無味な部分がある反面、泡沫候補の選挙公報は独特のものが多く(手書きのものもある)、政見放送とともに好事家の間で人気が高い。」とあります。
ただの広報紙と割り切らず、もっと熟読すれば、「選挙公報を楽しむ」ことも可能なのではないでしょうか? 今回はそんなスタンスで選挙公報を眺め倒してみましょう。

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