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「石原氏は策を弄して押し切った」共産党都議団・曽根はじめ都議が語る

3/5(日) 16:41配信

AbemaTIMES

 “果し合いに出かける侍”の心境で記者会見に臨んだ石原氏は、小池知事を猛批判した。石原氏は会見で「やるべき事をやらずに事を看過し、しかも日々築地で働いている人を生殺しにしたままほったらかしにして、しかもランニングコストにべらぼうなお金がかかる。

 あるいは築地の方に対する補償もべらぼうなお金がかかる。こういった混迷・迷走に対する責任は今の都知事、小池さんにあると思いますね」「豊洲がこのまま放置されるということは、結局科学が風評に負けたことになる。これはまさに国辱だと」「小池さんは今、権限を持って、豊洲に移転をすべきだと思う。しないんだったら、私はそれを告発すべきだと(思う)」と話した。

 小池知事は1月の会見で、石原氏に578億円の損害賠償を求める住民訴訟について「石原元知事に責任があるのかないのか、あるとすれば東京都に与えた損害の額が一体どのくらいなのか」と話した。従来の方針を転換し、司法の場で石原氏の責任を追求することを示した。

 これに対し石原氏は会見で「だっておかしいじゃないですか。みんなで決めたことですよ。これに対して私個人の、住民訴訟で責任を問われる筋っていうのは法的におかしいと思いますよ」と話した。

 さらに「この際、知事が決心して速やかに豊洲に市場を移すべき。しないなら、負債、責任を問われて、小池知事こそ生殺しになっている築地の業者たちを含めての住民訴訟の対象になるべきだと私は思います」「なぜ豊洲で自分たちを今働かせないんだという訴訟を起こした方が良いと思いますよ」と話し、責任を果たさない小池知事こそ告発されるべきだと主張した。

 小池知事は「人の責任と言うのは簡単なことだと思います。今の状況では仲卸の方々も豊洲に移れないと明確におっしゃっている。こういう状況を作ってきたことについては、もう少し客観的に自分を見つめて頂きたい」「(早く移転すべきだというなら)もう10年、20年前に移転すべきだったんじゃないですか」と反論した。

 石原氏は会見で「多くの専門家が豊洲は安全だと言っているのに、小池知事は安心と安全を混同して不安を煽り、問題を放置している」と批判した。環境省はベンゼンの安全基準を1リットルにつき、0.01ミリグラム以下と定めている。これは体重50キログラムの人が毎日2リットル70年間飲み続けると10万人に1人ががんになる確率が上がるとされる値だ。ベンゼンの入った地下水を飲むわけではないので、安全だとする意見もある。

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最終更新:3/5(日) 16:41
AbemaTIMES