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【MLB】川崎宗則“数字で測れない”価値 米紙も注目する情熱、カブス名将も高評価

3/5(日) 17:41配信

Full-Count

米紙も注目する川崎宗則の情熱「野球がとても楽しい。嫌な日などない」

 今季カブスとマイナー再契約を結び、メジャー昇格を目指している川崎宗則内野手。招待選手としてメジャーキャンプに参加中で、ここまでのオープン戦7試合で12打数3安打、打率.250、1打点、1盗塁の成績を収めている。昨季開幕前はOP戦24試合で打率.327、1本塁打、8打点と好調を維持し、開幕後に昇格をつかんだ。35歳のベテランはカブスで2年連続、渡米後6年連続となるメジャー昇格を目指し、日々、奮闘中だ。

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 そんな日本人内野手について、地元メディアも注目している。米紙「デイリー・ヘラルド」電子版が「カブスのロースター外招待選手たちは野球の夢を追い続ける」との見出しで、今季カブスでメジャー昇格を目指す選手たちを特集。注目の一人として川崎の名前を挙げている。

 2012年にマリナーズ入りした川崎は13年から3シーズン、ブルージェイズでプレーし、昨年カブスとマイナー契約を結んだ。ここまでのメジャーキャリアでは13年に96試合に出場したのが最多。逆に昨季はワールドシリーズを制したカブスでなかなか出番をつかめず、14試合の出場にとどまった。それでも、ここまで5シーズン連続でマイナー契約からメジャーに這い上がってきた川崎には、その明るい性格や情熱によって現地でも高い好感度を得ている。特にブルージェイズではファンから絶大な人気を誇り、カブスでもムードメーカーとして名将マドン監督やチームメイトらから認められている。

マドン監督「数字は必ずしもああいう選手をピックアップしない」

 今年、再びマイナーからのスタートする環境を選択した35歳には地元紙も注目している。「デイリー・ヘラルド」紙は「日本の鹿児島生まれの35歳を上回る熱意を持ち続けてきた選手はそういない」とレポート。英語やスペイン語を懸命に駆使しながら、通訳なしで「シカゴが大好きで、チームメイトが大好きです」、「シカゴ・カブスのチームメイトと一緒にプレーしたい。自分は野球が大好きなので、野球がとても楽しいです。嫌な日などありません」と堂々と語る様子を伝えている。

 記事ではマドン監督のコメントも紹介。「数字は必ずしもああいう選手をピックアップしない」、「ああいう選手をチームに入れたいと常々、思っていた。さらに、彼は良い野球選手でもあるんだ。もしプレーできないなら、ああいう性格であってもここにはいないよ。彼は少しプレーも出来るからね」と語っており、川崎の重要性が数字では測れないこと、キャラクターだけでなく野球選手としての実力も評価していることを強調している。

 野球に対する純粋さと飽くなき向上心が現地でも受け入れられている川崎。今季6年連続でメジャー昇格をつかみ、世界一球団で存在感を放てるか。その飛躍に期待したい。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:3/5(日) 17:49
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