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小室哲哉 ☓ 琉球芸能、混ざり合う神秘的空間 新たな可能性感じさせるパフォーマンス

3/5(日) 13:15配信

沖縄タイムス

 沖縄県主催のアーツマネジメント特別講座のトークセッション&ライブパフォーマンスが、2月19日に沖縄市のミュージックタウン音市場であった。沖縄市では初の講座で、講師の音楽プロデューサー小室哲哉が琉球芸能の実演家とコラボレーションしたほか、アーティストと地域社会の関わりについてトークした。

 第1部のライブパフォーマンスは「三線の可能性を求め続けることで、みえてくるものがある」と語ったよなは徹が、「ありがくとぅ」をシンセサイザープログラマーの松武秀樹と笛、三線で演奏。シンセサイザーが加わったことにより、楽曲全体の音に厚みが増し壮大なスケールとなって、新しい一面をみせた。

 第2部では、小室、よなは、松武、CGアーティストの河口洋一郎で「アーティストは地域社会にどのように関わることができるのか?」というテーマで、トークセッションを繰り広げた。松武は「芸術振興、人材育成をどのように行っていくかが重要」と提起し、よなはは「10年続けることで、東京でもスタンダードなライブになった」と実際に積み重ねてきた経験を語った。

 小室は「東京で沖縄の伝統音楽を伝える人がいることで、踏み込んでいい尺度がわかりプロデュースやマーケティングが可能になる」と将来性を示唆した。

 第3部では小室もスペシャルゲストとして加わり、CGが映し出されたスクリーンをバックに三線、太鼓、笛、琉舞、歌とシンセサイザーのコラボレーションで盛り上がった。アートと伝統芸能が混ざり合った神秘的な空間のなか、沖縄芸能の新たな可能性を感じさせるパフォーマンスで幕を下ろした。(フリーライター・たまきまさみ)

最終更新:3/5(日) 13:15
沖縄タイムス