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伝統のばかおどりや大漁旗で盛り上げ 恒例ノリみそ汁もてなしも 千葉県民マラソン

3/6(月) 11:59配信

千葉日報オンライン

 千葉県富津市を舞台に5日開催された千葉県民マラソンは、地元住民が港町・富津ならではの応援でランナーの背中を押した。富津漁港前では、漁協が色鮮やかな特大の「大漁旗」を掲げ、小学生らは地区に伝わる伝統芸能「ばかおどり」で選手に元気を与えた。メイン会場では、大会恒例となったノリ入りみそ汁が振る舞われ、来場者をもてなした。

 富津漁協は「富津らしさを感じて」(漁協職員)との思いから、沿道に縦約2・5メートル、横約4メートルの大漁旗を掲げた。鮮やかな“縁起物”を記念撮影する来場者の姿もあり、ランナーは漁師町の雰囲気を感じながら漁港前を駆け抜けた。

 近くでは、浜町区の有志がひょっとこやおかめの面を着けてひょうきんに踊る「ばかおどり」を披露。笑いの面を着けた富津小6年の藤井遥斗君(12)は「つらくなったらこれを見て笑って」と話し、軽快なおはやしに合わせて見事な踊りを見せた。

 メイン会場の富津市総合社会体育館では、同市観光協会が特産のノリ入りみそ汁を約5千人分用意し、提供開始と同時に長蛇の列ができた。同協会の松本孝会長(73)は「富津の海岸を見ながら楽しんで走って」と声援を送り、10キロの部に出場した千葉市緑区の藤田敬子さん(55)は「おいしい。今日は天気も良いので頑張りたい」と意気込んだ。