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竹やぶ消え絶景 珠洲・禄剛埼灯台、住民が伐採

3/6(月) 2:38配信

北國新聞社

 珠洲市狼煙(のろし)町の住民有志でつくる「明日の町づくり推進協議会」は、同町の禄(ろっ)剛埼(こうさき)灯台へ向かう歩道2ルートのうち、東側の歩道沿いに生い茂っていた竹やぶを伐採した。この歩道から見えなかった海岸の眺望がよみがえっており、住民らは今後も伐採活動を続け、能登半島最先端の地から見える絶景に磨きを掛けようと張り切っている。

 伐採には、狼煙観光協会のメンバーを含めて約30人が参加した。歩道沿いの約1千平方メートルを対象に2月上旬から作業を本格化し、今月5日に約200本を刈り取って今年の活動を終えた。伐採した竹は累計で約5千本となった。

 伐採が済んだ部分の歩道からは、竹やぶによって遮られていた日本海や金剛崎、地元の狼煙漁港などを眺めることができるようになった。

 東側の歩道は1883(明治16)年に点灯した禄剛埼灯台の建設時に整備された。住民によると、約50年前から竹が繁殖し始めた。現在、観光客の多くが、後に整備された西側の歩道を利用している。

 協議会は来年以降も住民に時間の余裕がある冬場に伐採を続けることにした。歩道沿いに生い茂る竹を2、3年かけてほぼ刈り取り、東側の歩道どこからでも楽しめる眺望づくりを目指す。狼煙町の糸矢敏夫区長(61)は「観光客に西、東側の歩道両方からの景色を楽しんでもらいたい」と意欲を見せた。

北國新聞社

最終更新:3/6(月) 2:38
北國新聞社